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暗殺 １話 ページ1
そっと息を潜めて柱の影に隠れる
mob「何処だ！探せ！」
強く噛んだ唇からは赤い液体が滴り落ちる
捕まれば処刑だろうなぁ
無事に逃げ帰れても恐らく殺される
...でも死んでしまった兄弟達の為だ
暗殺用の小さいナイフに力が入る
後ろから気配を感じる
私は後ろを振り向きつつ一歩踏み込む
後ろには緑色のパーカーを着てナイフを持った少年が不気味に笑っていた
？「はよ来んと、こっちから行くで」
僅かな殺気を感じる
だがそんなのお構いなしだ
彼に飛びかかる
ガキンッ
ナイフがぶつかり合い火花をあげる
？「へぇ、いい腕しとるやん」
A「お褒めに預かり光栄ですよっ」
床を蹴って後ろに下がる
相手の力が強過ぎる
あのままじゃ押し合いで負けてただろうな
逃げながら他の武器を探した方がいいか？
今この手にあの武器があったらこんなヤツ
一瞬で蹴散らしたのに
逃げようとすると頭に強い衝撃がはしる
やってしまった
何処かから別な声が聞こえて来る
？「ゴメンなぁ、お姉ちゃん」
誰かがぼそっと呟く
だが、その声はわたしには届かなかった
ごめんね、皆
復讐出来なくて
弱いお姉ちゃんを許して...
私は深い眠りに落ちてしまった
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歸 - 面白くてイッキ読みしちゃいました!w更新楽しみに待ってます!!頑張ってください！ (2021年9月5日 1時) (
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年8月11日 15時
