助けたいけど復讐したい、という気持ちはどうすればいいですか？ 四話 ページ5
『待て待て待て、なにそれ意味分かんない』
「しらばっくれたって無駄やで」
いやいやしらばっくれて無いんですけどぉ？
↑キャラ崩壊
『え、ちょ、監視カメラ見せてくれません？』
混乱しながらも、なんとか会話を続ける
私、昨日部屋から出てな.....あ
ダダダッ、と食堂のカレンダーの方へ走る
「あ！無能お前逃げんなや！」
どこぞのチワワがなんか言ってるがそんなん
知らん
『きょ、今日は何日ですか』
私を追ってきたチワワに聞く
「へ？今日は＿日やで？....頭可笑しくなったんか？」
『＿日は....処刑丁度一週間前』ﾎﾞｿｯ
待て、一週間前の一日前....あー、忘れてたわ
『すみません、ロボロ。昨日は街に出てました』
腰を九十度に曲げ、謝罪する
「あ"？お前、幹部に嘘ついたんやで？」
謝罪だけで済むと思っとるんか？
トントンから殺気の篭った声で言われる
悪いけど、同僚の殺気位で怯える私じゃないんですよね〜
『分かりました。.....要は、謝罪以外で
何かしろ、という事ですよね？』
ニコッ、と効果音が付きそうな笑顔を浮かべる
.....目は笑ってないと思うけど
「そ、そうや.....でも、何するつもりや」
『え？勿論、皆様がいつも私にされる事ですよ』
言い終え、ホルダーから特注のナイフを取り出す
「や、やめろ！」
やめろ、か
『お前らがやり始めたくせに』
睨みを効かせながら言う
ナイフを振りかぶった
ザクッ、という音が静寂の中に響く
「〜っ、A先輩！」
私の事を助ける人はいない、と勝手に思っていたが、どうやら違った様だ
タタタッ、と誰かが駆け寄って来る
『な、んで....？』
＿＿＿ショッピ君
彼の名前を口にしたが、それよりも大きい声量にかき消された
「なにっ、してるんですか！」
震えた彼の声が、私の何かに突き刺さった
続く
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若草 翠 - 続きが楽しみです！無理せず頑張ってください！ (2022年4月26日 5時) (
レス) @page5 id: 3991d49295 (このIDを非表示/違反報告)
かおなし(プロフ) - 続きまってますー！ (2021年12月17日 2時) (レス) @page5 id: 9b28ec8d96 (このIDを非表示/違反報告)
弧火 - うわ〜〜〜この先がすごく気になる〜〜！！応援してます！！ (2021年10月17日 13時) (レス) @page5 id: 138a405741 (このIDを非表示/違反報告)
青い朱雀 - ちゅき...((自分、きしょいぞ (2021年9月29日 16時) (レス) @page5 id: e603c0dff1 (このIDを非表示/違反報告)
オタクは楽しい！(プロフ) - こう言う作品を待っていました…今まで見てきた無能パロで一番好きです！！これからも頑張ってください！！ (2021年9月27日 21時) (レス) @page5 id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年9月25日 22時
