【wrwrd】ただただ彼等が憎い

我々国の幹部達　９話 ページ10

コイツら全員吸血鬼...

絶対に油断しちゃ駄目だ

ゾム「お、オイ、大丈夫か？」

ゾムさんが心配してくれている

コイツらに絶対隙を見せてはいけない

『ありがと』と口パクで伝えた

ん？

どうしたゾムさん、顔真っ赤にして

鬱「ゴメンなぁ、シッマが乱暴して。俺は鬱！大先生って呼んで欲しいな！」

何故だろう、着ているスーツには香水の匂いがプンプンする

さっきまで何をしていたんだこの人

トントン「俺はトントン、我々国の書記長をやっている。言っておくが人間と馴れ合うつもりは無い。」
(以下トン)

シャオロン「俺はコイツと話すつもり無いから。じゃあね」
(以下シャ)

ショ「あ、どうもショッピっす。よろしく」

ゾム「改めてこんにちわーゾムです。」

鬱「ほら、シッマ、お前も挨拶せい！」

コネ「絶対嫌や！」

鬱「ごめんなぁ、シッマが挨拶しなくて
えっと、」

大先生が何だか気まずそうにしていた

ああ、そういう事か

A「挨拶が遅れてすいません。A
よろしくお願いします。」

私は微笑んだつもりだった

でも、きっと上手く笑えていない

自分でも分かる

駄目だ

相手が吸血鬼だって考えると顔が強ばる

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