゛ 37話 ページ42
A「そんなこと言われたら、生きたくなるに決まってんじゃん...」
しかし、不可能とでも神様が言っているのか、足元がふらついて上手く立っていられなくなる
シャ「A！」
皆が私を支えてくれる
A「あり、がとっ、皆」
何だか眠くなってきたなぁ
それに合わせて瞼も下がっていく
トン「駄目やA！俺らにはAが必要なんや！」
トントンが必死に私の肩を揺さぶる
インカムからも引き留める声が聞こえる
エミ「Aさん！貴女は私達と長生きするんでしょ！？」
.....ごめんね皆
もう限界みたい
手足の感覚が徐々に失われていく
A「み...んな！」
最後の力を振り絞り声を出す
でも、私の声は掠れているだろう
A「だい、すきっ...だよ、ま..た、いつ....か...」
その言葉を最後に、私の命の灯火が消えた
トントンside
彼女は最後に大好き、と言って永遠の眠りについた
涙が止まらなかった
「俺も大好きやで、A」
泣きながら彼女の頬に触れる
彼女はまだ温かい
ロボ「俺、もっとAといたかった」
ロボロが泣きながら言う
それはこの場にいる全員が思っている事だろう
すると、なにを思ったのかコネシマがAを抱き上げる
シャ「！？シッマ何してんの？」
シャオロンが目を丸くする
コネ「...Aを連れ帰るんや。当たり前やろ？」
俯いてるから表情は分からないが、悲しんでいるのは間違いないだろう
そして、冷たくなったAを抱えて俺達は我々国へ戻った
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笹だんご(プロフ) - コメントありがとうございます！初めてコメントしてもらったのでとても嬉しいです！もっと上手く小説が書けるように頑張ります！ (2021年8月12日 19時) (
レス) id: f3cbb48644 (このIDを非表示/違反報告)
虹ん子 - 楽しみにしてます！投稿頑張ってください！！ (2021年8月12日 18時) (レス) id: c9f6920700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年8月10日 16時
