巫女の秘密 24話 ページ28
A「レナは"彼岸の巫女"なんだよね？」
レナ「ん？そうだけど」
A「彼岸の巫女って、継承者によって
使える能力は異なるの？」
ーそう
私はずっと気になっていた
ゾムさんと会って、奇妙な現象が起きてから
自分でも、もしかしたらって考えていた
自意識過剰とか言わないでよ？
あくまでも可能性として考えているんだから
レナ「んー、多分Aは予想は正しいと思う。ほら、初代ってさ、『触れたモノの命を奪う』ってあったでしょ？でも、私の能力は
精神系のやつで、条件が合えば相手の記憶を 覗いたりも出来るから」
A「ほぇ〜、凄いねぇ！」
レナ「ううん、そんな便利なモノじゃ無いよ。そのせいで色々問題が起きたりもしてたから」
レナは悲しそうに語っていた
A「安心して、私はずっとレナの味方だから！」
安心させるようにレナの両手をギュッと握る
レナ「A、私も、ずっとず〜っと、
Aの味方で居るから！！」
レナが私の手を握り返す
その時、一瞬レナが不気味に笑った...様な気がした
(気のせい、だよね？って、何やってんの私！)
ついさっきレナの味方だって宣言したのに、
と考えていると、自分の中にどす黒い何かが
入ってくる感覚がした
レナ「大丈夫？」
心配する様に顔を覗き込んでくる
A「ううん、全っ然元気！」
(いかんいかん、こんな美少女にそんな顔させたら殺される...特に大先生)
？
大先生って、誰だ？
わたし、何かを忘れてる？
いや、そんな訳ないか
レナ「あのね、彼岸の巫女には、もう一つ秘密があるんだ。これは、代々の巫女しか知らない事」
巫女しか知らない事？
なんだそれ！
めっっっちゃ知りたい！
レナ「全部顔に出てるよw」
A「マジで！？」
レナ「ふぅ、おもしろかった！
...それでね、その事なんだけど、
巫女はね、不死では無いけど...不老なんだよ」
A「嘘っ！めっちゃお得じゃん！」
レナ「お得？」
A「そう！不老だから、何回でもアオハル出来んじゃん！」
レナ「wwそっかぁ、...そうだね、お得な事
だらけだね！」
レナは少し苦しそうに笑った
でも、無力な私にはどうする事も出来ない
だから、私は彼女の傍にずっといる
そう誓った...はずだった
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笹だんご(プロフ) - コメントありがとうございます！初めてコメントしてもらったのでとても嬉しいです！もっと上手く小説が書けるように頑張ります！ (2021年8月12日 19時) (
レス) id: f3cbb48644 (このIDを非表示/違反報告)
虹ん子 - 楽しみにしてます！投稿頑張ってください！！ (2021年8月12日 18時) (レス) id: c9f6920700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年8月10日 16時
