６話 黄緑の娘って誰？。あの小説の娘？。いや、違うけど、 ページ8
そういえば今日は新月、
すっかり忘れていた。
革命ーか、キルト王が心配だー…。
「どうしたのミクリアちゃん」
「やっぱり、ヴァバルバリに行かないで、隣の小さな森に行ってください！」
ミユキは瞳を丸くした。
「あ、彼処は…最近、アルカの仲間が現れるみたいだから…近寄らない方が身のためだと思いますわ」
アルカの仲間が現れるんだ…毎日行ってたのに全然知らなかった。
「どうしても行きたいんです！友達が…彼処に住んでいるんです！」
彼処に住んでいるかは
知らないが…
彼処で何時も会うから
彼処の近くに住んでる
のかもしれない。
「ミクリアー…友達って誰なの？」
「黄緑の子」
ハミカはこの黄緑の子…すなわちグミアに興味があるらしい。
きっと、自分の小説に出て来る黄緑の森に住む子に似ているからだろう。
「わかったわ。行くわよ。」
ﾟ+｡*ﾟ+｡*ﾟ+｡*ﾟ+｡*ﾟ+｡*ﾟ+
やってきたあの小さな森
だけど何故か何時もと
雰囲気が違った。
やがてあの泉にやってきたが、グミアは見当たらなかった。
「ねぇ、ミクリア…。本当にこんな所に住んでるの？今日は新月で不気味だから早く帰りたいの」
たしかに新月の日は村人から恐れられていた。
悪魔の日 だと。
「なんだか、不気味ですわね…。前、一度来たときは明るくて、いい森だった気がしたのですけれど」
たしかにミユキの言うとおりだ。
確実に前とは違う。
「まったく…アルカ様はナイリアン王国の女王になるため城に向かったはいいが…この森の見張りをしろだとか意味分かんないよな。」
男の声。
アルカ様と言った奴。
「そうよね。私たちアルカ様の部下である以上、勤めは果たさなきゃ。」
アルカ様と言い部下と
言ったからー…
アルカ盗賊団の一員。
「みんな引き下がって」
ハミカが私たちに忠告した。
「誰かと思えば女たちじゃないのよ。」
「あ、女なら俺が捕まえて好きにしていいか？」
女の方は男をぶん殴った。
「馬鹿。アルカ様の生贄にするんだよ。あんた…殺／されたいのかい？」
なんだよ、夫婦みたいな会話になってんじゃん。
「…アルカは何処」
ふとミユキが怒鳴り声をあげた。
その言葉に２人は
びっくりしていた。
７話 登場遅いんですけど…。来てやっただけありがたいと思え。→←５話 守ってあげるから、私を応援して
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笹原楓 - 面白いけど、ルカの扱いひどいと思います。ルカ、かわいそうだし、だれかと、恋仲にんあたらなーって。特に、がくぽとか (2016年5月12日 20時) (
レス) id: 972dfa3b83 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» (-^〇^-) (2012年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» 顔文字可愛いよ(笑) (2012年8月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 今木…どうかしたの…？ (2012年7月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
今木 - 健音モモカさん» そうか…ならいいんだ。 (2012年7月30日 20時) (レス) id: 6acdf23370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：健音モモカ | 作成日時：2012年7月16日 19時
