１０話 まずは小鳥からよ。魔法ってこんなに難しいの？ ページ12
とりあえず
ここから遠くのナイリアン国に向かうことにした
ハミカが用意してくれた
馬車に
私と
グミアと
ネルビスと
ハミカと
ミユキで乗っていた。
「ねぇ…ハミカさん。」
「何かしら？」
「この馬車…どうしたんですか？」
「あ、これはね、村の外にあったのよ。多分、森の中で現れたアルカの仲間の馬車だと思うんだけど…」
なるほど、そういうことか。
馬車ではこういう形で座っている。
前
┏━━━━━━┓
┃ ハク ┃┃
┃ネル YUKI┃
┣ ┫
┃ ミク GUMI┃
┗━━━━━━┛
後
という感じ。
「でもナイリアン国までは、あと、２日はかかるわよ。」
ミユキはネルビスにしがみついていたのであるが、ネルビスはしがみつかれたことがあまりないので肩が上がっていた。
「ミクリア、今日は新月だから用心しておけ。」
「わかった。」
「あと…魔法の使い方だが…。ミクリアにはレベル１の魔法、動物と話せる魔法を教える。」
グミアが言っていた魔法のレベル。
レベルは５段階あって
生贄を使うのはレベル２からの魔法だとか。
「ありがとう。どうやるの？」
グミアが口笛を吹くと空から青い小鳥が飛んできた。
「いいか？」
「ピヨーピ」
「いくぞミクリア。」
「いくって…」
いきなり始めんの？
ちょっと無理かも
「ミクリア、肩の力を抜いて、目を鳥と合わせるんだ。そして、精神を集中させ…小鳥に優しく語りかけるんだ」
私はいわれたとおり
小鳥と目を合わせ
肩の力を抜いて
精神を集中させた
「…こ、こんにちわ」
「………ピヨ」
「だめだぁ…ピヨしか聞こえないよぉ…」
「この子は、まだミクリアは精神の使い方が駄目だと言っているわ。」
精神の使い方って…
「残念ね。ミクリア。」
ネルビスがにこやかな笑顔で言ってきたから私は鼻を鳴らした。
「あー…駄目。やっぱ難しい…。」
「諦めるのか？」
「あ、諦めるわけない！」
こうして馬車に乗りながら私の魔法の修行が始まったのである。
１１話 貴方は誰？ まだ知らなくていい。→←９話 焼けた村からの選択肢。どちらにする？
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笹原楓 - 面白いけど、ルカの扱いひどいと思います。ルカ、かわいそうだし、だれかと、恋仲にんあたらなーって。特に、がくぽとか (2016年5月12日 20時) (
レス) id: 972dfa3b83 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» (-^〇^-) (2012年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 南原龍児さん» 顔文字可愛いよ(笑) (2012年8月2日 17時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 今木…どうかしたの…？ (2012年7月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
今木 - 健音モモカさん» そうか…ならいいんだ。 (2012年7月30日 20時) (レス) id: 6acdf23370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：健音モモカ | 作成日時：2012年7月16日 19時
