6話 ページ7
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みんなが動画の撮影を始めようかって空気になり始めたところです。
私は今何をしているのか？
工事(という名のメイクとヘアセット)です。
私ってメンバーのお家に結構ものを置かせて貰ってて、
マサイのお家にも色々置いてるんだけど、この前ちょうどメイク道具を置いとこーみたいな話になってね。
たまたまと言えばたまたまなんだけど、メイク道具とヘアアイロンあったから今全力で女の子に戻してます。
あ、やべ。アイラインミスったかも。
目力ばっちーーーん！ってなってない？これ。
ウ「ねぇねぇ、どう？ちょっとケバい？」
モ「いや？普通に可愛いよ？」
ウ「あれ、そう？ならこれでいいや。ちょっとミスったかなって思ったけど。」
メイクという武器を手に入れた時から何かと器用なモトキには濃いか薄いかとか変じゃないかの判断をよく任せてる。
薄い時だけモトキが直してくれるけど、最初からモトキにやってもらった方がちょっと盛れるの悲しい。
とりあえず顔面工事は終わったので、温めておいたヘアアイロンで髪の毛工事に取り掛かろうとする。
するとコンビニから帰ってきたシルクとンダホがにやにやしてることに気付いた。
ウ「え、なんでニヤついてんの？こわ。」
シ「いや、またモトキのイケメン発言でた〜って思ってw」
ン「ほんとウノにはすぐ可愛いとか言うよね。」
モ「いや別にそんなことないから笑」
ウ「うん、そんなことは無いでしょ。笑」
ウノには、って言うけどあんまり女の子と関わることないんだし言う人がまずいないでしょ。
別に私だから言ってるんじゃないと思うけど。
ウ「モトキ女っ気なくて言う相手私以外いないからじゃん。」
シ・ン｢笑笑笑」
モ「…喧嘩売ってる？」
ウ「えなんで？」
シルクとンダホは馬鹿みたいに笑い出す。
いや、笑うとこじゃないし笑う要素どこにあるのよ。
あと喧嘩売ってねぇし！！
ウ「事実じゃん！だって私彼女とか聞いたことないよ？」
シ「いや違うんだよ、あのね？………笑笑笑」
ウ「いや笑ってないで教えてよ」
シルクとンダホってツボったらそこそこ長いから嫌だ 笑笑
とりあえず収まるの待つ間に髪の毛終わらせよ。
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作者名：ますもも | 作成日時：2023年3月12日 23時
