検索窓
今日:32 hit、昨日:27 hit、合計:8,388 hit

4話 ページ5

フィッシャーズメンバーの家はすぐに行き来できるように徒歩数分の距離にある。

もちろん全力疾走すればもっと早くなるわけで。


ウ「寒い寒い寒い寒い3月って何ですか、温暖化って何ですか!?」


3月とは思えないほどキンキンに冷えた空気をほっぺたに感じながら運良く切り替わった青信号を走りながら渡る。

走りやすいように靴はスニーカーにしたからダッシュし放題。

マンション出る時に階段で落ちかけたことは秘密です。

走って約2分、シルク達がいるであろうマンションに到着した。

髪はボサボサ、息は絶え絶え、寝起きで顔はパンパンだし、メイクなんてクソ喰らえの状態のままオートロックを解除する。

女子力高めの可愛い子たちから見たらありえないくらい醜い格好してるんだろうな…

多少は落ち込むけど一瞬でまぁいいやとなるウノ氏。

女子力なんてものはお母さんの体の中に置いてきました。

チーンというエレベーターの音が鳴ってドアが開く。

一応顔は知られている方なのでマスクはしている。

中から男女の2人組が降りてきて「うげ、リア充か?」と思ったが顔には出さなかった。

偉いぞ私。

いつも集まるのは基本的にマサイの部屋だけど、今日はシルクの部屋ということを思い出し、回数のボタンの押し間違いに注意して回数ボタンを押す。

ゆっくりとドアが閉まって上へ登っていく。

個人的にさ、エレベーターのこの上に登る時のあの感じが苦手なの。

あと止まる時の変な感じのやつも。

わかる人いない??

重度の乗り物酔いのため、エレベーターに乗っただけで気持ち悪くなるが、何とか耐えてエレベーターから降りる。

シルクの部屋の前まで行ってチャイムを鳴らす。

さぁ、今日も楽しい動画の時間だ。

5話→←3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:フィッシャーズ , モトキ , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ますもも | 作成日時:2023年3月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。