3話 ページ4
いつも出かける時は大きめのリュックと小さめの斜めがけのカバンの2つを持っていくけど、今日持っていく荷物は携帯とマスクと財布と家の鍵だけ。
マスクをつけながら小走り+女の子らしからぬ足音で玄関へ向かう。
効果音をつけるなら、「ドタドタ」だ。
モ『え、もう準備できたの!?早くない?笑』
ウ「いやまじで今日は荷物もってかない。邪魔になる。」
シ『急ぐのはいいけど鍵ちゃんと閉めろよ〜』
ウ「分かってますとも!」
靴の片方を履きながら片手で鍵を鍵穴に差し込み回す。
ちなみにスマホは頭と肩でサンドイッチしている状態。
マンションだし、スピーカーのままだとまだ寝てる人いたら迷惑だからね。
1度ドアノブを引き、鍵がかかっていることを確認して猛ダッシュで階段へ向かう。
いや、普段はエレベーターで降りるんだけど…さっきちらっと見たら1階にあってさ。
ここ8階だし待つのだるいなぁってことで階段で降りる。
元バレー部の体力舐めんじゃないわよ。
3段飛ばしで降りると髪の毛が長いせいで台風ですかってくらい髪が暴れる。
くっそー、髪ゴム持ってくればよかった。(後悔)
信号引っかかりませんように!!!
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作者名:ますもも | 作成日時:2023年3月12日 23時