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15話 ページ16

素直じゃないモトキはなんか…珍しい?

いつもは意地悪か優しいかのどっちかだから、変に本心隠すモトキは初めて見た。

こっちも調子狂うというか、なんというか。


ウ「も〜しょうがないな〜そんなに言うなら、とびっきり可愛くしたウノちゃんを見せてあげまちゅよ〜」

シ「赤ちゃん言葉抜けねぇ 笑笑」

ン「ウノも意地悪好きだねぇ 笑」

モ「ありがとうとは言っとく。」

ウ「うん、それでいいのよ。」


ひと段落着いたと思ったけど、あれ?

今なんの動画撮ってたんだっけ??


ウ「で、なんの話ししてたっけ?」

シ「恋バナだよ 笑」

ウ「あ、それだ。私シンプルにシルクの元カノの話聞きたいんだけど。」

ン「あ、俺も聞きたい」

ダ「俺あんま知らないんだよな。」


そのままシルクの元カノの話、ザカオの好きだった人の話、ンダホの高校時代は恋愛要素ゼロという話など、お腹がネジ切れる程の話を沢山して今日の動画は終わった。

そのままその日は解散となり、家が隣なのでモトキと一緒に帰宅中である。


ウ「ねぇねぇ、マスクってつけなきゃダメなの?」


もちろんコロナ対策ってことでマスクは持ち歩いてるけど、最近はマスクつけるかは各自の判断に任されるようになったらしいし?

なんか外出する度に変装気取りでマスクつけるとさ、芸能人ぶってる気がして落ち着かないのよね。

元々そんなにマスク得意じゃないし。


モ「一応ね。シルクとか視聴者さんがおうちに来たことあるでしょ。それ防止のため。」

ウ「うーん…暑苦しいからあんまり好きじゃないのになぁ。マスクって息止めてる感じにならない?」

モ「まぁそりゃ口周り覆ってるし息しずらくはあるよね」


あのー、わかる?

酸素があんまり入ってこなくていつもよりも息苦しく感じるやつ。

あーゆー時はマスク外した時の開放感がやばい。


ウ「はぁ…早く外したい」

モ「あとちょっとね」


呆れながら私の歩幅に合わせてゆっくり歩いてくれるモトキ。

さっきの動画で恋愛全然なんだなぁって改めて思ったけど、普通に顔もかっこよくて優しくて面白いならモテると思うけどなぁ?


ウ「あ、ねぇチョコ食べたい!」

モ「え、今?」

ウ「いま!!コンビニ寄ってくる!先帰ってていいよ」

モ「ううん、一応ついて行く。なんかあってもやだし」

ウ「なんかってなによ」

モ「さぁ」

ウ「なにそれ」


こーゆーわけ分からない所が女の子は嫌なのか?

これもモトキの魅力だぞ★

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設定タグ:フィッシャーズ , モトキ , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ますもも | 作成日時:2023年3月12日 23時

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