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13話 ページ14

幼馴染ネタかぁ…他に何かないっけ?


ウ「他の幼馴染ネタって何がある?」

シ「いや俺に聞かれても 笑笑」

ウ「あ、そっか。モトキくんよ、思い当たらないかい?」

モ「えぇ〜?…小さい頃なら誰も分からないんじゃない?幼稚園くらいのときなら。」

ウ「それだ」

シ「そっかお前ら幼稚園一緒か 笑」


私とモトキはなななんと!

少女漫画かよってくらい王道幼馴染みなのだ。

お互いのお母さんが元々仲良かったんだけどそこからお父さんたちも仲良くなって、通ってた産婦人科も同じだった。

生まれたのは私の方が先だったけど、家も隣だったおかげで姉弟みたいに育ってきた。

だから確かにちっちゃい頃の話ならみんな分からないと思う。


ウ「どんな話聞きたい?」

シ「いやどんな話があるか知らねぇし 笑」

ウ「えぇ…いちばん困る。」

モ「ウノの鈍臭い話ならいっぱいあるよね」

ウ「は?モトの号泣エピソードの方が多いわ。」

ン「え!?」

シ「モトキ泣き虫なの?」

ダ「面影もねぇじゃん。」

モ「いや、泣き虫“だった”だからね?今はそんなにだよ? 笑」

ン「え、どんなことで泣いたの? 笑」

モ「えぇ…?何だったかなぁ…。ウノ覚えてる?」

ウ「ん〜私にお弁当のトマト取られて泣いたことはあったよ。あと鬼ごっこの鬼決めで1人負けした時とか。」

モ「え、そうだっけ?」

ウ「そうだよ? でも仕返しに泣きながら私の卵焼き全部取ったし私ばっか追いかけて鬼押し付けたじゃん。私それで泣いたもん。」

モ「あーそれは覚えてるかも。」

ウ「何でよ。」

シ「食い物の取り合いで泣くの 笑笑」

ン「まぁ2人ともフィッシャーズの中でも特に大食いだもんね 笑」


食べても太らない体質なのでね。

食い放題って言葉と完食って言葉好き。


ダ「モトキってやっぱ当時から足速いの?」

モ「いや、昔は運動しなかったしそんなにかな。」

ウ「男の子と女の子だとやっぱり体の構造的に男の子の方が早くなっちゃうんだよね。んで、鬼ごっこに参加してるのはほぼ全員男の子だったから、私はすぐに捕まるの。」

ダ「あ、女子がウノ以外いなかったのか 笑」

ウ「みんな暑いからとか疲れるからって部屋の中でおままごとよ。」

モ「え、でも結構女の子たちから遊ぼって誘われてなかったっけ?」

ウ「いやね、昔はアウトドアだったからおままごとよりは走り回る方が楽しくて室内遊びの誘いは全部断ってた 笑」

シ「昔から今までずっと中身男なんだwww」


なんですって?

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設定タグ:フィッシャーズ , モトキ , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ますもも | 作成日時:2023年3月12日 23時

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