Fischer's・ウノ (ページ12)

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11話ページ12

モトキとプチ喧嘩をしたまま企画は進んでいた。

喧嘩ってほどのことはしてないか。

私が一方的に落ち込んでるだけ。

でも普通は嫌じゃないです？

こっちは色々恥を抑えて相談したことだってあるのに向こうは隠してたとか。

いや悲しすぎるて。

だから怒ってると言うよりも、「拗ねてる」の方が正しくはある。

シ「じゃあ誰から行く？せっかくだしダーマとかから行く？笑笑」

ダ「え、俺？いや割と俺も話せるネタ少ねぇよ？」

シ「えーじゃあ誰にする？ダホとか？」

ン「俺いっちゃうの？いいけど笑」

ちょっと恥ずかしそうだけど実は楽しんでるやつだな、あの顔は。

てかダホちゃんの好きぴとかあんまり聞かないな。

いや知ってるっちゃ知ってるけど。

詳しく聞いた事なんてない。

ン「結構前に動画で言ったことあると思うけどさ、俺中学時代に好きだった子がシルクと付き合ってたんだよね笑
だから高校は全然恋愛とは無関係だった。商業高校だしね。」

シ「そうだったね笑好きな子の取り合いしたよね笑」

ン「今じゃ笑い話だけど…当時の俺はとにかく好きでさ、シルクのこと好きでいいから俺と付き合って！とか言って困らせたなぁ笑笑」

あー覚えてる。あの子可愛いもんね笑

ウ「その子私の友達だったよね笑笑」

シ「そうそう、俺の元カノはほとんど…つか全員？ウノと仲いい子なんだよね笑笑」

ウ「よくシルクが好きなんだけどどうしたらいい？みたいな相談はされた笑小学校一緒だしよく放課後も遊んでたから相談相手にはちょうど良かったんじゃない？」

シ「あー、なるほどね？」

ン「俺たちが可愛い〜って言ってた子ってだいたいウノと友達だよね笑笑」

マ「たしかに。ウノ結構色んな人から人気あったもんな。」

ダ「俺あんまり可愛いなぁって思った子、中学にいなかったわ笑笑」

ウ「確かにダーマからその手の話は聞いたことない笑」

あれ、もしかしなくても意外と盛り上がってる？

シ「逆に告られたりは？しなかったの？」

ン「1回だけね、あんまり話したこととかない子が、美術の授業中にコソッと“すき”って言ってきたことあって笑笑」

ウ「え何それあっっま！？」

ン「いやそう、俺もね、突然過ぎて、「へ？」とか言っちゃって顔真っ赤だし笑でもそれ以上にすっごい嬉しかったのは覚えてるなぁ。」

いやぁまじか。

めっちゃあまあまじゃねぇか。

ウ「じゃあその子が初カノ？」

ン「ううん、話したことない子だし軽い気持ちで付き合うのは良くないかなって思って断った。」

ウ「まじ！？」

ンダホ…あなたなんていい子なの！？