Fischer's・ウノ (ページ2)

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1話ページ2

ウ「……Zzz」

現在時刻は午前9時。

今日はリーダー・シルクの家でメンバー全員集合の日。

仕事が忙しくてなかなか集まれないダーマも今日は参加するので、久しぶりにみんなでおうちでワイワイした動画をとる予定である。

そして肝心な集合時間は午前9時。

そう、完全なる遅刻です。

ウ「…んう…」

ヨダレが垂れているがそんなことは気にもせずぐっすりなウノ。

ちなみに30分前からアラームが鳴っているが効果はゼロ。

夏だから暑いだろうと高を括り、かなりの薄着で寝ているせいか、布団から出たくないという本能が働いている。

ウノはンダホも手を焼くほど1度寝たら起きない。

ねぼすけにも程がある女の子である。

ウ「んー…うるさい、ちょっとだまりなさいな…」

やっと動いたかと思えば、警告し続けてくれたアラームを切ってしまった。

これは説教コースは免れないだろう。

ウ「……ん…いまなんじ…」

やっと携帯の画面を確認する気になったのか、眩しく光る液晶画面を薄目で確認する。

「9:09」

ウ「……やってんな」

やらかしたことに気がついた模様。

ウ「………おわった。」

ウノ選手、早くも諦めかけています。