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お兄ちゃんと洗面所 ページ38

 
 
 
 
「ただいまぁ……」




「ただいま」




「あ!帰ってきた!」




「おかえりねーちゃん!」






飛び跳ねた雨水のせいでぐっしょり濡れた靴下を




洗濯機に入れるために脱いでいたら




宿題をしていた2人が走って出迎えた




朝とは違ってキラキラした顔は




私とのバレーを楽しみにしていた証拠だろう




交互に2人の頭を撫でながらコンビニの袋を見せびらかす






「遅くなってごめんね。おやつとジュース買ってきたから食べていいよ」




「えっ、でも俺たち母さんから禁止って……」




「ジュースもダメって……」




「お姉ちゃんからのプレゼントだから気にしなくていいの。お留守番ありがとね」




「あ、一気に食べんなよ。夜ご飯食べれなくなる」






元気に返事をしては




私の手元からコンビニ袋をかっさらって行った双子




賢二郎はリビングではなく洗面所に向かったので




多分お風呂に入るんだろうなと勝手に認識した




りんごとオレンジのジュースで揉めている双子は




きっともうお風呂は済ませのだろう




ほっぺたは赤くないけど




髪がまだじっとり濡れていたからだ




夏樹なんてポタポタ垂れている




スカートのポケットに入っていたハンカチで




額にまで垂れている水滴を拭いてあげる




まぁ頭が濡れたままだから




何度拭いても意味が無いんだけど




少し待っててと声をかけ




ドライヤーを取りに行くついでに




靴下とハンカチを洗濯機に入れるため




洗面所に向かった
 
 
 
 
 

お兄ちゃんとハプニング→←お兄ちゃんとはんぶんこ



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ぬぬ - ウインナーのくだりで察してしまい吹きました、、 (12月19日 16時) (レス) @page17 id: 74e0460151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ますもも | 作成日時:2023年10月22日 3時

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