Fischer's・ウノ 3

・ ページ7

モトキのタイプが発覚した所で、私の番がやってきた。

もし3が出てしまったら、私もタイプを語ることになってしまう。

1でもいいから3以外にしないといけない。

願いを込めてボタンを押した。

画面に出た数字は…


ウ「もぉーさ、なんで？なんで嫌だって思う数字ばっかり当たるの？？私あなたに何かした？？ねぇ？？」


見事に3だった。


シ「あ！ウノもタイプ発表だ！ww」

ン「モトキも知らないけどウノのタイプなんてモトキ以上に知らないんだよねw」

モ「俺聞いたこともないよ。」


えー、？タイプかぁ。

今まで彼氏いたことないんだよなぁ。

ピンとくる人がいない。

とりあえず、こうであって欲しいなってやつを挙げてく。


ウ「まずは…常識がある人」

ン「大事だねそれ」

ウ「んー、あとは…あ、一途な人」

シ「浮気とかね？しない人ね？」

ウ「あ、あと好き嫌いが少ない人。私が多いから。」

ザ「それいいよね。」

ウ「えー、あとなんだろ。んー、なんて言うんだろ、穏やか？優しい人かな。」

モ「…なるほどね？」


ぐらいかな、って言った途端、シルクとンダホとザカオがニヤニヤ笑い出して、モトキが考え込み始めた。

え、なに

人のタイプに文句あるのか？


ウ「ねぇなんでニヤニヤするの？」

シ「だってそれ当てはまる人知ってるもんw」

ン「俺も知ってるw」

ザ「おれもw」

ウ「なんで私に心当たりないのにあんたらが知ってるの？w」

モ「初めて聞いたんだけど。一途とか好き嫌いない人とか。」

ウ「だって今初めて言ったもん、」

ン「あー怒ってる怒ってる。過保護な幼馴染が怒ってるよ」

シ「動画終わったら説教だよw」

ウ「なんでよw なんも悪いことしてないじゃんかw」


なんで急に不機嫌になるの？

まるで

まるでさ＿























＿＿嫉妬してるみたい。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す