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パクパクとお菓子を消していくAは、寝起き特有の機嫌の悪さが少しずつ消えていった。
俺は数学のワークを解き終わったので、糖分が欲しくなり、Aが食べようとしていたグミを見つめた。
魁「…それ何味？俺見た事ない。」
A「これ？これね、私の手づくり。てかこのお菓子マシュマロ以外全部手作り。」
魁「え、まじで？すごいね。」
A「作りすぎて家にまだあるから明日学校で友チョコとして配ろうと思ってるの。」
魁「へぇ〜いいじゃん。……ねぇ、1個ちょうだい？」
別に変な意味はなかった。
俺グミ好きだし。
食べたことないし。
美味しそうだし。
そんな感覚でポロッと言ったのに、Aは凄く悲しそうな顔をした。
そんなに食べられたくないのかな。
A「え、グミ……ほしい？」
魁「だって食べたことないやつだし。ダメならいいけど。」
A「いや、ダメってわけじゃない…けど……でも…」
魁「ん？グミダメならクッキーでもいいよ」
A「クッキー…も、えぇ…、いやでも…えぇ？」
魁「え、なに、だめなの？いつもくれるじゃん。」
A「いやまぁ、いいけど、……いやだ…」
いや、どっちだよ笑
結局、グミとクッキーはくれなかった。
くれなかったと言うよりも、悲しそうな顔するからなんか貰いにくくなった。
Aがくれたの、なんだったかな。
あ、マシュマロだ。中にチョコ入ってるやつ。
マシュマロ渡す時何故か少し恥ずかしそうで、変だなぁとか思ってた。
A「ね、ここって連立方程式？」
魁「そ。下の式を上に代入するの」
その後はまた集中し始めて、全部の課題を終わらせてた。
窓の外はもう真っ暗だった。
魁「夜ご飯どうする？今日親遅いんだよね。弟は友達の家で食べてくるし。」
A「なんか作ろうか？」
魁「あーお願いしていい？俺今手痛いんだよね。」
A「空手で痛めたんだよね？変なトレーニングするからだよ。」
少しバカにするように笑ったAはキッチンへと消えた。
でもお風呂でも沸かそうかと席を立った瞬間、Aが戻ってきた。
そして、いたずらっ子のように笑いながら一言添えてまたキッチンへ消えた。
A「カバンの中のチョコと飴、全部あげる。どうせ私以外にくれる人居ないでしょ？バレンタイン。」
これが俺がAから貰ったバレンタイン。
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ムスメ3(プロフ) - ものすごく後でいいのですがウオタミーティングのダイジェストとかどうですか？ (10月1日 20時) (
レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
momokano627(プロフ) - ムスメ3さん» お任せ下さい。私自身も英語得意なのでそうします。ありがとうございます！ (9月19日 9時) (レス) id: ae8db3868a (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 英語がネイティブと同じくらいペラペラなんてどうでしょうか？ (9月19日 8時) (レス) @page27 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
momokano627(プロフ) - hrk5721さん» リクエスト了解しました。ありがとうございます！ (9月19日 1時) (レス) id: 2de2232d88 (このIDを非表示/違反報告)
hrk5721(プロフ) - 強風オールバック歌ってみたやつも見てみたいです！ウノちゃんにツインテールさせてください笑 (9月19日 0時) (レス) @page27 id: cde53976de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますもも | 作成日時：2023年9月1日 0時
