妹と昔話 ページ30
後半下ネタ注意
｢Aちゃんのこと可愛いって思ったこと1回はあるでしょ？さすがに｣
｢まぁ妹ですから｣
｢その出来事を話してくれればいいのよ｣
｢若利クンも気になるよね？｣
｢……あぁ｣
｢思い出します｣
｢お前ほんとそういうとこだぞ｣
必死にカワイイ話を思い出していると
寝返りを打っているつもりのAが
モゾモゾと動くので布団に入るかと声をかけた
が、こいつは寝ぼけると話を聞かない女だ
｢A、布団入る？｣
｢…ぃらん……からだあったかい……｣
｢俺そろそろ腕疲れたんだけど｣
｢……んー…がまんっ｣
聞く耳を持つつもりがないと判断して
ずり落ちかけていた体を上に抱え直した
それを見ていた天童さんが閃いた顔をして言った
｢、……賢二郎さ｣
｢はい｣
｢Aちゃんのことオカズにしたことあるでしょ｣
｢怒りますよ｣
聞くんじゃなかった
太一は興味を持ってしまったし
瀬見さんは恥ずかしそうにしてるくせに止めないし
五色は固まってるし
牛島さんはご飯のことだと思っている
神聖な牛島さんになんてこと聞かせるんだこのゲスブロ
｢でも実際あるでしょ？隣のベッドでこーんな女の子無防備に寝てたら……ね？｣
｢こいつで勃つのは変態くらいです｣
｢え、俺余裕で勃つよ？｣
｢変態かよ｣
深夜テンションの男子が集まると
必ずと言っていいほどこういう話になるから嫌なんだ
しかもその話のネタがAとか冗談じゃない
｢Aちゃんの裸知らないって言うならオカズ容疑は晴れるけど？｣
｢……しりません｣
｢はい嘘ーーーーーーー、カタコトですーーーーー｣
｢ガキの頃です今は知りません｣
｢ガキの頃は知ってるんだ｣
｢…まとめて風呂入らされたりしたんだよ｣
恋バナを聞いた女子みたいに
うるさくキャーキャー叫ぶ先輩と太一は
明日徹底的に潰してやると決めた
小さかったら男女でも一緒にお風呂入ったりするだろ
別にそんなにおかしくないはずだ
｢俺結婚するならAちゃんみたいな子がいい｣
｢お前が義理の弟とか死んでもヤダ｣
｢じゃあ俺とお前が結婚？｣
｢出来ないだろ諦めろ｣
｢あ、わかった｣
｢お前とAちゃんが結婚すればいいじゃん｣
｢は？｣
｢んで俺が養子になる｣
｢ふざけんな｣
少しドキッとしたのは焦ったからか、それとも……
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りりあ(プロフ) - 最近あまり更新されなくて待ちくたびれてました！すごく面白いです。新作の方も面白いです☺️ (4月1日 23時) (
レス) @page39 id: befa00a738 (このIDを非表示/違反報告)
さおん - とても面白いです！更新頑張ってください応援してます！！ (3月17日 20時) (レス) @page33 id: 619c9e8827 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - あっははは！！いくら白布くんでも男子高校生ですもんねっ！思わず笑ってしまいましたwww私この作品大好きなんです！！頑張ってください！応援してます！！ (3月13日 21時) (レス) @page32 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
りりあ(プロフ) - コメント失礼します。1、2ヶ月まえから愛読させてもらってます🫶🏻続き待ってます！更新頑張ってください‼️‼️‼️‼️🔥💪 (3月12日 22時) (レス) @page32 id: befa00a738 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - 初コメ失礼します……！新作見たくない訳が無いですよ！！めっちゃみたいに決まってます！！！！ (3月8日 18時) (レス) @page19 id: af2138c32b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますもも | 作成日時：2024年2月4日 17時
