3話 ページ5
｢〜〜になる。sinθ= この手の問題は今後も増えてくるから…＿＿＿｣
4限は数学の授業
この先生はとにかく進むのが早くて、板書が追いつかない人がほとんど
いつもは隠れておしゃべりしてる人も、この授業の時だけは真面目にノートをとっている
｢そこ、sinとcosのやつ違うよ｣
『え、……あ、ほんとだ。ありがとう』
｢ついでに問1から4まで全部違う｣
『…私ってほら、文系だから』
｢関係ある？それ｣
頭のいい彼は軽いお喋りなんかしたところで遅れたりしないから、時々こうして数学が苦手な私に教えてくれる
中学の頃からずっとそう
『白布くん、やっぱり頭いいね』
｢そう？そっちが馬鹿すぎるだけじゃない｣
『意地悪言わないでよ』
｢事実言ったつもりなんだけど｣
『ほらまた』
密かに人気のある彼に教えて貰ってるのは、どうやら今も昔も私だけのようで
実は隠れて優越感に浸っているなんて
バレたら君は嫌がるのかな
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柚宇 - とっても面白そうです！続き楽しみにしてます！ (3月6日 16時) (
レス) @page3 id: 619c9e8827 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 気になります！続き！楽しみにしてます！ (3月5日 17時) (レス) @page3 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
名無し42761号(プロフ) - 続きが気になります！！！がんばってください！！ (3月4日 22時) (レス) @page3 id: e8c8cf9499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますもも | 作成日時：2024年3月4日 22時
