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12話 ページ14

 
 
 
 
かけたことの無い伊達メガネというものは新鮮で、何も変わらないのにキョロキョロと教室を見回した。

そんなはしゃいでる姿をみた吉田くんは子供っぽいと思ったのかクスクスと笑っている。


「貸してくれてありがとう」と一言お礼を言うと、吉田くんは「楽しそうでなによりだよ」と笑った


窓の外から生ぬるい風が吹き込んで、自分の髪につけたオイルの香りと共にあの雪の日のご褒美がまたやってくる。








「如月、未だにあのメガネ付けてんの?」

『……えっ、』








吉田くんの方ではなく、私の前の席から聞こえてきたその声は

間違えるわけもない私の大好きな声で


慌てて前を向くと目の前には
焦ってる私を不思議そうに見つめるイケメンがいた

頭の処理が追いつかず混乱しているのに、頭のどこかで「あぁ、これが白布くんの顔面偏差値の高さか…」と納得した
 
 
 
 
 

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柚宇 - とっても面白そうです!続き楽しみにしてます! (3月6日 16時) (レス) @page3 id: 619c9e8827 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 気になります!続き!楽しみにしてます! (3月5日 17時) (レス) @page3 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
名無し42761号(プロフ) - 続きが気になります!!!がんばってください!! (3月4日 22時) (レス) @page3 id: e8c8cf9499 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ますもも | 作成日時:2024年3月4日 22時

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