7話 ネコミミにゃん! ページ8
【トントン】
誰かに肩をつつかれたので、振り返ってみたら さわ子先生と唯が耳を貸してと、アイコンタクトをしていた。
私も慌ててアイコンタクトの通りに耳を貸した。
「ねぇ、Aちゃん。トリップしたことはみんなに言わないの?」
そう。たぶんこれから私は ここにいる皆さんにお世話になるかもしれない。だからー…言った方がいいのかなー…
「私…その…」
どうしよう。言った方がいいのかな…。
私…怖いよ。
「大丈夫だよ。みんな優しいし、信用出来るから…ね?みんなに話そうよ。」
唯が言うならー…。
「お〜い。みんなぁ〜ちょっと話したい事がー…」
「お、なんだ?」
「どうしー…」
【ガチャ】
「遅れてスミマセン!」
入って来たのは、黒髪のツインテールの女の子。
赤いリボンということは…年下?
「あ、梓。」
「すいません…。…あれ?そちらの方は?」
ツインテールの女の子が首をかしげていた。
「あ、私、中里Aと申します☆唯たちと同い年なんですが…宜しくお願いします!」
「あ、こちらこそ!私は中野梓です。担当はギターです。ちなみに…一年生です。」
「梓ちゃんでいいかな?」
「あ、はい!」
なんて可愛いんだぁ!
というか、律と唯が梓ちゃんの後ろからネコミミを待って近づいてるのがウケる。
「…。」
「たえるのよ。Aちゃん」
むぎちゃんの方を見ると、むぎちゃんが笑いをこらえていた。
「先輩たちー…どうかしましたか?」
ダメー…こらえなきゃ。
【スポっ】
梓ちゃんについにネコミミがぁぁぁぁぁああ!
「あぁぁ…//////」
梓ちゃんが赤くなったよ!なにこれ、国宝じゃん!
「か、可愛いよ梓ちゃん!そ、それでにゃーって言って!」
私は思わず言ってしまったが、梓ちゃんは頷いた。
「に…にゃぁ〜」
「「「「「か、可愛いーっ」」」」」
と、まぁすぐに梓ちゃんはネコミミを外してしまったが…お宝だぜ。
「それじゃ、お茶にしましょうか。」
「やったぁ!」
お茶…?
なに…軽音部ってお茶する部だっけ…?
私の記憶が正しければ軽音部は…バンドをする部だったような気が…
つづく
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革ベルト
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健音モモカ(プロフ) - 智奈さん» えぇっ!?アドレスあってるはずなんですが… (2012年10月11日 23時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - みゆさん» あれ、メッチャ可愛い☆ (2012年10月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - 嵐love.智奈さん» んじゃあ…momodesu.yorosikune.12@ezweb.ne.jp待ってます(`∇´ゞ (2012年10月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
健音モモカ(プロフ) - みゆさん» 遅れてごめん(・_・;)見たよ〜〜 (2012年9月7日 6時) (携帯から) (レス) id: 824d58baa7 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - そっかぁ。そいえば、モモカってけいおんの映画見た? (2012年8月29日 18時) (レス) id: 1d17178208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:健音モモカ | 作成日時:2012年7月15日 15時