７４：狙われたのは ページ35
快「おい、お前今日元気ねえんじゃねえの？」
「…へ？あ、快斗」
今頃壊滅作戦進んでるのかな…と考えていた帰り道
隣を歩いていた快斗から急に声をかけられた
快「なんかあったか？」
と再び問いかけてくる
「いやーボーっとしてただけ」
快「そうか？」
「いや本当だって！」
なんて話していたら自宅が見えて来た
「あ、じゃあまた明日ね〜」
快「おう、じゃーな」
と言って手を振ると快斗は自分の家の方へ角を曲がっていってしまった
「…」
その時、何故か嫌な予感がした
彼の身に何か起こるんじゃないか、そんな不安が…
〜〜〜
快「あいつ、本当に大丈夫か…！」
帰り道、一人で歩いていると後ろから気配を感じた
振り返るがそこには誰もいない
(誰だ…？)
勘違いかもしれないと前を向いた時だった
ガンッ
快「グッ…」
頭部に殴られたような衝撃を受けて崩れ落ちる
そのまま意識が遠のいていく
「快斗！！」
そんな中、幻聴なのか、好きな奴の声が聞こえた…
自分の方に走ってくる姿が…
〜〜〜〜
快「…病院？」
目が覚めて一番初めに目に映ったのは白い天井
しばらくして、ここが病院であることに気付いた
でも、今どうして俺は病院に？
確か希穂と一緒に学校から帰ってあいつの事云えまで送り届け…て…
快「！！イタッ」
痛みがはしり頭に手をやるとそこには包帯が巻かれている
そうだ、思い出した
その後で何者かに鉄パイプで殴られて…
起き上がろうとすると、病室の扉が開き寺井ちゃんが入ってきた
黄「快斗坊ちゃま！申し訳ありません……八雲様、追いかけようと思ったのですが_______撒かれてしまいました」
……八雲様って事はやっぱり
快「希穂が、いたのか？」
寺井ちゃんが頷く
その顔は酷く暗かった
快「何があったんだ？」
そう問いかけると寺井ちゃんは言おうか否か迷ったようだったが、やがてゆっくりと口を開いた
黄「…『…ごめん快斗_____私はあなたの事を忘れるから、貴方も私の事なんか忘れてくれ』そう言って、彼女は出ていきました…」
__________は？
どういう事だ
なんで謝る、お前が俺を助けてくれたのに
なんでお前の事を忘れなくちゃならない
なんで、お前は俺の事を忘れようとするんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
極・吹雪姫 - がんばれ、、、です (2019年5月1日 15時) (
レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
いえーーー - 夢主と快斗でポッキーゲーム！あ、でも夢主ポッキーゲーム知ってるかな？ (2019年5月1日 15時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
木城時雨(プロフ) - 道化師ロキさん» ありがとうございます！続編もう少しで出すのでよろしくお願いします！ (2017年8月24日 11時) (レス) id: f8eb10b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - とっても面白いです！応援しています！頑張ってください！！ (2017年8月24日 10時) (レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
木城時雨(プロフ) - 藤堂ナオミさん» 沢山コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2017年8月17日 20時) (レス) id: f8eb10b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
