怪盗の相棒は探偵で彼の想い人です【名探偵コナン】【まじっく快斗】

７１:改めてよろしく？ ページ32

快｢な、なんででしょうねって…｣


｢…え〜知りたい、ですか？｣


こくこくっと快斗君は首を縦に振る


…どうしよう、かなぁ

あっ、そうだ


私はあることを思いついた


｢…今はまだ教えたくないですねえ…う〜ん、話す時が来たら話しましょうか」


なんだそれ…と半ばあきれた顔をする快斗君


その反応も仕方ないけど酷いね


快「じゃあ理由はまだ知らなくていいからよ」


と急に取引まがいなことを持ちかける快斗君


私には判る


これにたぶん拒否権と云うものは存在しない


てか私が拒否する事は出来ない


そして予言しよう


何かしらの敬語とか話し方に関するものである事だ


あー、敬語外せてきな気がする


腹を括って条件を聞いてみた


快「俺の手伝いするなら敬語禁止！あと呼び方変えろ」


ほら言った通りだ


「え、じゃあ…黒羽？」


もちろん冗談だ


快「どうしたらそっちに行く！？」


「嘘です、あ敬語禁止か。じゃあ…快斗？」


ならいい。


とかいって満足そうにうなずく快斗


…子供か


快「おい、そこまで子供じゃねえぞ」


え、何でばれたし


快 「顔に出てる」

「いや、これは不可抗力でしょ」

快「そこは否定するべきだろ…」


そういうものなのか？


「まぁいっか、じゃあこれからもよろしく快斗」


そういうと少し照れたように笑う快斗


快「おう、よろしくな」




今思えば確かにあれは大事な日だったのかもな


彼にとっても、私にとっても



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過去編はここまでです

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