怪盗の相棒は探偵で彼の想い人です【名探偵コナン】【まじっく快斗】

５４：凛とした気配って何ですか… ページ15

前方からやってきましたのは今回の主役、シャーロックでございます〜ドンドンパフパフ


…ふざけてますごめんなさい私だって緊張の一つはするんだよ



コ「ねえねえおねえさん！」


…おねえさんって誰よ



コ「ねえってば！」


あ、私か。今ウエイトレスの格好してたんだったわ


「あら僕。どうかしたの？」


コ「さっきこの辺りに高校生くらいの女の人見なかった？」


…いくら小学生だからと言ってその口調で話しかけられると違和感しかないね、もうこれ知らなかったら唯の生意気な餓鬼だよね


「ごめんね、見なかったかな」


コ「そっかありがとうね！」


そういってシャーロックは走って行ってしまった



コ「凛とした気配、まさか奴か…？いや、そんなわけねえか」


なんていう不吉以外の何者でもない言葉を残して



…完全に疑われてるけど大丈夫でしょうか。そして凛とした気配って何ですか


「…助かった、のか？」


結局一時しのぎにはなってよかったと思う事にして。


部屋に逃げよう、もうこれ以上関わるの嫌だ。多分来ない筈だし




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「と言って帰ってきたものの…暇」


そう、今の私はとてつもなく暇なのだ。理由は下準備がうまく行き過ぎたから
最近の警察とかってさ、警備体制本当に抜けてないか、穴だらけだぞ



快≪おい希穂。緊急事態発生だ≫


快斗…小声の連絡？この機械からって事は携帯は使えないのか？


≪どうかしたの？≫


快≪俺から話すのは難しいからとりあえず聞いてくれ。どうやら飛行船がハイジャックされたみてえなんだ≫


と言うと聞こえて来たのは先程の客達とは違う声と中森の声が



銀『要求を聞こう。金か？それとも服役中の仲間の釈放か？』



中森の言葉に、リーダーがフッと笑う。



リーダー『オレたちは鈴木財閥に恨みがあるんだ。特にこのジイさんにはな』


ぞう言って次郎吉に銃口を向ける。



次郎吉はクッ…と唇をかんだ。


次『……確かにワシは十数年前、警察に手を貸した。うぬらの組織をつぶすためにな。じゃから、人質はワシがなる。他の者は解放してくれ!』



リ『そういうわけにはいかねえな』



次『なぜじゃ!?』



リ『飛行船はこのまま大阪へ向かう』



リーダーはそう言うと回収した携帯電話の一つを取り、中森に放り投げた。

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