ＧIRI☆ＧIRI カミングアウト YOU ページ13
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智「ごめんねー、はる。大事なAちゃんを」
・
挑発するように陽菜の机に腰掛けて
満足げに陽菜を見下ろす。
・
陽「智がAに近づくなんて・・・」
智「おまえ何様(笑)？」
陽「こっちのセ、リ、フ ですっ」
こんなに智君が傍にいるっていうのに
レンズの奥の陽菜の目はいつもどおり。
この学校で一番最強なのは陽菜かもしれない。
ちょっと真剣に考えちゃった。
・
智「てかさ、Aちゃん」
突然、智君がこっちにやってくる。
あ「、なに？え、なに///？」
智「なんで逃げてるの？(笑)」
・
逃げたくて逃げてるんじゃないのに
心の中で予知してる智君の罠に引っかかる前に体が勝手にそうさせてるの。
なんて言う前にあっという間に私は壁に追いやられて・・・
・
智「・・・、かわいいね、これ。似合ってる」
・
そう言って朝頑張って編み込みしたとこにつけたリボンに指先でそっと触れた。
・
私、なんにも言えなかったの。
びっくりしすぎて。
なのにどうして智君は私を見つめたままなの・・・？
・
・
智「ペナルティがんばろーね」
・
私が何も言えないまま
そう言ってまた猫のしっぽを振ってどっかにいっちゃった。
・
あぁ・・・。
もうだめだ。
・・・陽菜がこっち見てる。
・
陽「・・・A？」
あ「・・・」
陽「・・・嘘でしょ？」
あ「・・・うぅ///ごめんなさ・・・///」
陽「・・・・」
・
もう隠しきれない。
どんなに間抜けでもどんなに有り得なくても
無理は無理だもん。
これ以上我慢したら・・・もう大変。
うまく言えないけど大変。
・
陽「最悪っ！！」
あ「陽菜、落ち着いて・・・」
陽「これをどう落ち着けって？智のやつ・・・やっぱ何あの思わせぶりな態度に堕ちるの？」
あ「違くて、その・・・一目惚れ・・・////」
・
陽「勘弁してよ・・・」
・
ごめんね陽菜。
今まで隠してきた私のキモチ全部聞く前に
陽菜の声は全部ため息になっちゃうかも。
・
けどね、私は楽なの。
だってもう思い切りバカみたいに片想いできるんだもん。
・
可哀想なんかじゃないもん。
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*mamo*(プロフ) - みぃさん» 初めまして、ほんとですか？（笑）けどこんなことしたら二度と間違えないだろうしある意味いい経験かもしれませんよね（笑） ありがとうございます、これからも頑張るのでお願いします☆ (2014年10月4日 22時) (
レス) id: 9a67591867 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 出汁、捨てちゃったんですね。私も同じことしたことあります（笑）お話に関係なくてごめんなさい。いつも楽しみにしています♪ (2014年10月4日 2時) (レス) id: eaeceee9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*mamo*
| 作成日時：2014年9月28日 20時
