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・
私より大きな大野先輩がどこを見ているかなんて
少し下にいてあなたを見上げている私にはすぐわかる。
鈴の声の人は誰？
・
智「・・・、詩織先輩・・・？」
「やっぱり！びっくりした！久しぶりじゃない？」
・・・「先輩」
大野先輩の先輩。
私の知らない空間でぱあって時間が動くみたいで
置いてきぼりな私、きっと誰にも気づいてもらえない。
・
私の手を握ってた大野先輩の腕はいつの間にかだらーんと下がってて
目線なんてちっとも私を捉えていない。
大野先輩はあんまり女の人と一緒にいるのを見ないから
こうやって女の人と接するのかなってどこか冷静に考えてる自分。
だってどうしたらいいか分かんない
こんな状況、初めてで。
大野先輩がその人を見る視線を見るのがこわくて。
・
その人の顔すら見れない私は声だけでどんな人か想像していた
苦しいけど大野先輩との関係も。
久しぶりの再会だから付き合ってはなさそう。
じゃあなに？
最悪なパターンしか浮かばない私
その人の指先を見つめて、思わず顔をあげた。
・
あ「・・・、」
「初めまして、智の彼女さん？」
あ「・・・、いえ、違います・・・」
智「ただの大学の後輩だよ」
その言葉にショックを受ける暇もなく頭が混乱する。
薬指にキラリと光る女の子の憧れ。
・・・この人結婚している。
醜いって分かってるけど心に余裕が出来て
隣の大野先輩に視線を移したのが馬鹿だった。
ううん、愚かだった。
・
智「・・・結婚したんだね、本当に」
・
私が安心したように見つけたそれを
大野先輩は眉を下げて見つめていた。
・・・私の好きな人は傷ついていた。
この恋は報われないくせに悪いことをすれば
すぐバチが当たるんだ。
・・・ビー玉、壊れちゃうよ。
・
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*mamo*(プロフ) - 理沙さん» ご理解ありがとうございます( ；∀；)その際はホムペにてお知らせとして更新させていただきます！ (2016年11月24日 21時) (
レス) id: 29c4756e1a (このIDを非表示/違反報告)
理沙(プロフ) - *mamo*さん» そうなんですか！わかりました！その時がきたら教えていただけるとありがたいです！頑張ってください！ (2016年11月8日 13時) (レス) id: 3412f8203f (このIDを非表示/違反報告)
*mamo*(プロフ) - 山loveさん» わざわざコメント頂いたのに申し訳ありません、過去の作品が故納得がいかず現在校閲中です…、時間がかかるので一時パス解除なども考えているのでその時まで待っていただけないでしょうか・・・( ；∀；) (2016年11月6日 22時) (レス) id: 29c4756e1a (このIDを非表示/違反報告)
山love(プロフ) - こんにちは！ まもさんの作品で、I want youー素直になれなくてーが1番好きなんですけど、パスワードかかってるみたいで見れなくて^^;解除していただけませんか？よろしくお願いします！ (2016年8月14日 11時) (レス) id: 16c8c5d29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*mamo*
| 作成日時：2016年4月29日 15時
