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いつものように、私のアパートに 帰ってきた






『 心愛の 手料理食べるの久しぶりだ〜 』





風磨はそういって 、キッチンに立つ私の後ろから 離れない






「 風磨、離れて? 」




『 やだ〜 。 』




「 お願い、離れて 。

風磨が 絶対喜ぶもの 作るから 、待ってて? 」







真剣に頼めば しょうがないなー、待ってるからね 。 なんていいながら 、ソファに行った







風磨の 喜ぶもの 、それは ハンバーグ




あんな見た目して お子ちゃまでしょ?(笑)




昔っから 大好きなの 。






トマトソースのハンバーグと 、バジルパスタ、ポテトサラダに ポトフ




簡単なものばかりだけど 、風磨も わたしも 昔から好きなもの 。







お皿に盛り付けて 、テーブルに運ぶと 、ソファで 寝てる風磨 。



なんだ、待ってるとか言って 寝てるやん(笑)







「 風磨、起きて 」



『 っさい… 』






あら、寝起きの悪さは 健全なのね 。






「 風磨、ご飯 冷めちゃう 」






ハンバーグを 鼻に近づけると 、鼻をひくひく動かして 、少し目を開けた






『 ん、、ん? 』





『 っ!ハンバーグやん! 』






風磨は 飛び起きて、目の前に置かれてる食べ物を見た






切り替え早 。







「 昔から好きだったでしょ? 」





『 めっちゃ好き!


しかも、トマトソースやん!よく覚えてたね 』







風磨は 子供みたいに ねえ、食べていい?いいよね? なんて 目を輝かせてる







「 いいよ 」





『 いただきまーす! 』







いつもみたいに 、美味い美味い 連呼しながら 食べてる





『 ごちそうさま! 』



「 え、はや 」




わたしが 半分も食べてないくらいで 風磨は 完食したらしい






『 まじうまかった〜 』








風磨は 、お腹を ポンポン叩いて 満足そうな顔




わたしも 急いで食べて 、食器を片す 。







あ、マグカップ !







「 風磨、コーヒー飲む? 」



『 あ、うん、飲みたい 』







さっき買ったカップに コーヒーを注いで テーブルに運ぶ







『 あれ、いつものカップは? 』


『 え、これ、おそろい? 』


『 心愛が買ってくれたの? 』






質問がたくさん飛んできた





いつもは 、棚にあった 適当な使ってないカップで 間に合わせてた







「 うん、ネックレスのお礼 」






『 何もう、可愛すぎ 。心愛、好き 。 』







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作者名:♡̷⌒*伊野尾ぶらっくさんだー .。 | 作成日時:2017年8月20日 9時

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