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そして、水曜日 。
7時にアラームセットしたのに 、6時に起床してしまった
お風呂に入ったり 、この間買った服を 着たり 色々してるうちに 、もう、8時50分
玄関のベルが鳴った
千夜 〈 おじゃましまーす 〉
千夜は 両手にたくさんの荷物を抱えてやって来た
〈 服、やっぱ似合ってんね〜 〉
はい、じゃあ座って〜 と、寝室のドレッサーの前に座らされた
〈 まずは メイクからだね〜 〉
「 あれ、ファンデーション それだけ? 」
薄らとしか 塗られなくて 少し驚いた
〈 デートの時は 、ファンデは薄いほうがいいの 。
すっぴん美肌ってやつ 〉
知らなかったな〜
その後も 色々な メイクのコツを聞いた
〈 よし!出来た〜 〉
鏡を見ると 、普段より だいぶ大人っぽく見える 自分の顔 。
「 千夜 、凄すぎ 」
〈 ありがとー
つぎ、 髪型だね。 〉
〈 髪伸びたね〜 。ってか、少し明るくした? 〉
「 うん、少しだけだけどね 」
そっかー なんて言いながら 私の髪を 梳かす
〈 よーし、じゃあ、 巻いて ハーフアップしよっか 〉
緩くまいて 、ハーフアップにされた髪には 、小さい 白のバレッタが 付けられた
「 可愛い 〜 」
〈 はい、立って 〉
立たされて 、次は 服の着方を 改善される
〈 いい?
ブラウスは 、スカートに入れるの 。
で、袖は 2折りか 3折り 。
カーデは 袖は通さずに 、肩にかけるの 。〉
〈 あ、 あと 白い 小さめの バッグ持ってたよね?
あれ、服装似合うと思うから それ持っていきな 〉
クローゼットの中から 、言われたカバンを 取り出した
「 これ? 」
〈 そうそう!それだよ! 〉
〈 ほら、やっぱりあってる! 〉
これで完璧だね と千夜が 笑った
「 ありがとう千夜! 」
〈 いいえ 。じゃあ、もうすぐ11時だし 仕事行きますわ 〉
「 わざわざ 仕事前にごめんね? 」
〈 いいよ 。楽しんどいで 〉
「 うん! 」
じゃあねー と千夜が 出ていってすぐ 、風磨から LINEが来た
風磨下で待ってる 。準備できたら降りてきて 。ゆっくりでいいからね
優しいLINEに にやけつつ 、今行く と返信をして すぐに 下に降りた
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作者名:♡̷⌒*伊野尾ぶらっくさんだー .。 | 作成日時:2017年8月20日 9時