・ ページ35
「Aさん、今日は元気なさそうね。何かあった？」
『ありすぎて自分でもどうしたらいいのかわかりません』
ジョングクと別れてから一晩中考えた
考えすぎて眠れなかった
私は、どうしたいんだろう
どっちを選ぶのが正解なんだろう
「何か知ってる？テヒョンさん」
TH「うん、知ってるよぉ。でも僕は口出しできないの
あ、看護師さん僕も血圧測って」
「え、・・・えっと」
TH「ついでに胸の音も聞いて？
僕、お姉さん見てたら心臓がドキドキしてきてさ
どうしたらいいと思う？」
「えっ、そ・・・そんな、やだっ」
『私がいる前でナチュラルにナンパするのやめてください
ていうかいつからいたの』
看護師さんと一緒にきたのに全然気づいてくれないからびっくりしちゃった
なんて顔を真っ赤にして病室から逃げるように出ていった看護師さんに手を振ってそう言ったテヒョン
TH「困ってるんだろうなーって思ってお話聞きにきたの
やっぱりびっくりしたよね」
『・・・・そりゃ、いきなりあんなこと言われたらびっくりするよ』
TH「だよねぇ」
『・・・・本当に、どうしよう』
ジョングクは大切
これからも一緒に生きていきたいとは思ってる
でも、みんなのことも大切で
離れ離れになって、もう会えなくて
一からの生活を始めるって
ものすごく勇気がいる
「・・・・・どうにか頑張って、こっちでみんなで幸せに暮らせないのかなぁ」
TH「・・・どうにかって？」
『例えば、私とジョングクはずっと室内で仕事するとか
いっそのこと危ない仕事しない、とか？』
わかんないけど
・・みんなといたいんだもん
Th「そうやって、一生生き続ける訳」
『・・・・・テヒョン？』
彼の声がワントーン下がるのを感じる
なんだろう
空気が、ピリって
TH「Aちゃんってそんなぬるかったっけ」
「・・・・・・え？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます！そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (
レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして！この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります！どうかご自愛ください…応援しています！！ (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです！更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ；∀；)何と嬉しいお言葉！！ありがとうございます！ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2022年10月6日 21時
