family３

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カン・ジュンギ

彼がこの釜山を牛耳るボスだ
70という高齢でありながらいまだに現役である。

彼の勢力は釜山だけに留まらずアメリカに拠点を移していた
そして、この釜山を数年前からボス代理として任されていたのがジュンだった
アメリカに拠点を移したことで
釜山の情報はジュンからしか入ってこなかったため
今回の事態は、ユンギさんから知らされて初めて知ったのだ










ジュンギさんの仲間に捕らえられたジュンはどこかへ行った
これからのことは、たいてい想像がつくだろう






「まさかあんたらんところ襲撃してたなんて。
しっかりあいつにケジメつけさせるわ」




YG「いえいえ。と・・・・言いたいところなのですが
こちらもそれなりの損害を受けてます。
そちらも組織のトップとしての姿勢を見せていただきたいものです」






穏やかな表情を保ちつつも
ユンギさんは面と向かってそう言った






「んん・・・それもそうやなぁ



じゃあこうしよう




ワシが韓国に戻るのはどうや？
そんで、今後あんたらに手出させへんようにする

あんたらのシマで暴れた奴らはあんたらの好きにしていい
これでも無理やったらわしはもう死ぬしかないなぁ
ハッハッハッ」







YG「・・・・流石。貴方なら分かってくださると思ってましたよ

その条件のませてもらいます。
これ以上うちの家族が減るのは困るんでね」








「それはお互い様やなぁ。今回の件はこっちもかなり痛いわ
あんたらが4割やってしもたからなぁ」





お互い笑顔だが
ドス黒いオーラを感じる
ジュンギが虎なら、ユンギさんは龍
ユンギさん、こんな人と張り合えるなんて・・
やっぱりトップの男は違うなと少し感心してしまった









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ジュンギと別れて建物を後にする




YG「テヒョン」


TH「・・・うん、分かった！僕先に行ってるねぇ」



JK「・・え」









ユンギさんがテヒョンイヒョンに目配せすると
ヒョンはスキップして車の方に行った

ユンギさんが真剣な顔で俺に向き合う






YG「お前に、話したいことがある」

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