・ ページ40
NJ「怪我の方はまだ完治してるわけじゃないから、あんまり激しい運動はするなよ」
『うん、わかった』
NJ「最初は大変だと思うけど、ちゃんとご飯は食べるんだ
栄養がないとエネルギーに変換できないから」
『うん』
NJ「ちゃんとジョングクを頼るんだよ
お前はなんでも1人で突っ走ろうとする癖があるから」
『わかった』
NJ「それから」
『ナムジュン』
NJ「それから・・」
『今まで私を育ててくれてありがとう
こんなこと言ったら嫌がるかもしれないけど
ナムジュンは私の中ですごく頼りになる存在で、ユンギオッパのこともすごく支えてくれて
本当に私たち2人にとってオンマみたいな存在だった
ナムジュンがいないと組織は成り立たないの
本当に、ありがとう
今までたくさん迷惑かけて、心配かけてごめんなさい
でも、最後にお願いを聞いてほしい
どうか、オッパのこと頼みます
オッパ、体調悪いとすぐご飯食べなくなるから
私みたいになんでも1人で背負って隠そうとして潰れちゃうから
とても辛い立場だと思うけど
本当にあなたがいないと、組織は成り立たないの
どうか、どうかよろしくお願いします』
NJ「A・・・・・覚えてる?」
『・・・?』
NJ「俺たちが出会った時のこと」
_______________________
俺は元々国家部隊の人間だった
国を護ために必死に戦場に向かって、たくさん人を殺した
国を守るという名目で
人間はどうしても見下す人間を作ろうとする
俺たちは国家から選ばれた人間なんだ
お前らとは格が違う
同じ人間と思うな
仲間はそうやって少しづつ堕ちていった
最初は敵軍だけだったのに
徐々に市民にまで攻撃をするようになって
女を性 欲の捌け口に使った
そんな人間が
そんな人間を見て見ぬふりをして野放しにする組織が大嫌いだった
だから
俺は裏切った
「はぁっ!・・・はぁっ・・・・くそっ」
「あっちに向かったぞ!!捕まえてすぐ殺せ!なんとしてもなのファイルを取り返すんだ!」
国家機密の情報が詰まったファイル
金の流れ
裏組織とのつながり
組織がこのファイル一つで崩壊するほどの大きな力を持ったもの
死に物狂いで逃げた
あれは雪が降る夜だった
602人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます!そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして!この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります!どうかご自愛ください…応援しています!! (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです!更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ;∀;)何と嬉しいお言葉!!ありがとうございます! (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年10月6日 21時