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『そっか、みんないるんだ。早く私も退院したいなぁ』
ユンギオッパがいて、ソクジンオッパがいて
みんながいる
それってすごく楽しいことだと思うから
そういうとホソクは少し悲しそうに笑った
・・・どうして私と会う人はみんな悲しそうに笑うんだろう
HS「Aはbutterflyが好き？」
『もちろん』
HS「じゃあbutterflyとジョングクだったらどっちが好き？」
『わあ、やな質問。
・・・・・・でも今はジョングクかな』
HS「・・・・よかった、そう言ってくれないと揺らぎそうだったわ」
『？？？』
HS「じゃあ僕のことは？」
『好きに決まってんじゃん。ホソクがいなかったら私あんな仕事続けられてないもん』
HS「あはは、ありがとう。僕も好きだよ」
そういうとホソクはキュッと私の手を握った
HS「僕は・・・・Aには幸せになってほしい」
何度も聞いたそのセリフ
今ならよく分かるよ
『私ね、こうしてみんなが元気で過ごしてくれてるだけですごく幸せだよ
この世界に入って、ほとんどは辛いことばっかりだった
でもね、人を大事に思う気持ちを知って
みんなが元気でいてくれたら何もいらないって
それ以上幸せなことなんて他にないなって気がついたの
だから私、今すごく幸せ
ホソクが笑ってくれて
とっても幸せ
・・・・・・え？ちょ、ホソク！？大丈夫？』
そういうと
真顔になった彼の瞳がら涙がぶわりと溢れ出した
それを慌てて隠すホソク
私が何かいけないこと言っちゃった？
泣かないでよーって
顔を両手で包んで持ち上げても彼の瞳から溢れる涙は止まらない
HS「・・・・・ごめっ、・・・・・・だめだ、なぁ」
『どうしたの？何か苦しいことでもあったの？始末しようか？』
HS「もー、・・・・心配の仕方が物騒なんだよ
ごめん、ちょっとだけギュッてしてもいい？」
『うん、いいよ』
私の肩で泣き続けるホソク
背中をぽんぽんと
子供をあやすように軽く叩いてあげると、少しずつ落ち着きを取り戻していった
HS「Aはさ・・・っ、・・・・・・きっと何があっても大丈夫だよ
強くて賢い子だから
僕たちはみんなお前の味方だからね」
『なにㅋㅋㅋ今生の別れみたいな言い方』
HS「・・・・・本当に、僕はお前の幸せを祈ってるから」
『ありがとう。私もホソガの幸せを祈ってる』
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ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます！そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (
レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして！この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります！どうかご自愛ください…応援しています！！ (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです！更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ；∀；)何と嬉しいお言葉！！ありがとうございます！ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2022年10月6日 21時
