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人通りのない暗い路地に入る
両手を上げて




「入ったけど、もう振り向いてもいい?」






「あぁ、ごめん。ありがとう」





銃が降りる感覚がわかった瞬間
そいつと向き合って距離を取る




帽子を深く被って顔がよく見えない
・・・・ただ
銃には蝶の紋章







「お前、butterflyの人間か」




俺より背が高い、ガタイのいい男


雰囲気からしても
只者ではないことがわかる





「よくわかったね。さすがソクジンさんの番犬だ」




「・・・・お前、ヒョンのこと知ってるのか」









「まぁ、何度か会っているからね。それなりに」




てことは、上層部の人間







「そっちこそあの性格悪そうな男に近いんだろ
そんな奴が直々に僕に会いに来るなんて。一体何の用?」








「やー、ヒョンの悪口言われるのはいただけないね



まぁ、ここにきた理由はその”ヒョン”の命令なんだけど」







向こうのボスが、俺に・・・・?






「・・・・なんの用?」







「提案をしにきた」









「・・・・・提案?」











「そう。返答次第では君の未来に大きく影響を与えることになる」






「ふ、脅し?」







「別に脅しているわけではないよ。事実を伝えただけ」








「それで?提案って何?」








「僕も君に時間を使えるほど暇ではないから、簡潔にいうよ




Aから手を引け。拒否すればここで殺す」





そう言ってそいつは俺に銃口を向けた







それよりも






・・・・・・・今、なんて







「・・・・・・・お前がなんでAの名前知ってるんだ」




もしかして、何か事件に巻き込まれた・・・?




「君ってわかりやすいって言われない?


それよりも・・・・・何も聞かされてないんだね」





「・・・・・・どういうことだ」







「それよりさ、手を引くの?ここで死ぬの?どっち?」







こいつ・・







「なんであの子のこと知ってるのかはしらないけど
手放すつもりはないし、ここで死ぬつもりもない」






挑発するように笑ってそういうと
少しだけそいつの眉間に皺がよった




「・・・・・これだから。話の通じないバカは嫌いなんだ」






「お前みたいな人間になるくらいならバカの方がマシだね」









大きくため息をついたそいつは
誰かに合図するように右手を軽く上げた


身構えた時には



もう遅かった

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ちゃろすっこ(プロフ) - 天音さん» わー!!コメント嬉しいです(๑>◡<๑)更新の励みになります。かんばります! (2022年10月3日 21時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - とても楽しく読ませていただいています!夢主がかっこよくて、好きです!これからも楽しみにしています!更新頑張ってください!お体にはお気をつけて! (2022年10月1日 14時) (レス) @page48 id: 911a23b9c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年8月25日 14時

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