family

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「ヒョン！今日の仕事終わったよ！」




「おー、テヒョンアお疲れ」







「もーテヒョンア勝手に動きすぎ！！！」





TH「だってジミナがトロいんだもん」






JM「は？お前もっかいいってみろ」










TH「きゃー！ジョングガ！助けて！」











俺に飛びついてくるヒョンをするりとかわし



ソクジニヒョンのところまで行く










ここはwingsの事務所



ひっそりとした建物の中で
ヒョンたちが駆け回っている



マフィアってどこもこんな感じなの？






「ボス！昨日の件ですが早く指示をください」



JN「お、忘れてたわ。ﾋｬｯﾋｬｯ」





「ボス！！しっかりしてください！！！！！」








ソクジニヒョンはここのボスだ

でも誰が見ても

彼がボスとは思わない



ふにゃふにゃしてるし

部下には甘いし



側近のジュンヒョンがいないとやっていけない


相変わらず苦労しているジュンヒョンに手を合わせて
俺は仕事に向かった










半グレだった俺は
そこら辺の人をカツアゲしまくっていた


そういうことをしていると
いつか罰が降る



俺がボコった相手があのwingsのメンバーだったのだ



案の定俺は
殺されかけた





でも


JN「やー、最近の若者は威勢があって良いね」



当時wingsの後継予定
若頭だったソクジニヒョンが
訳あって助けてくれた





ヒョンは普段はすごく頼りない

でも
いざというときは
すごくかっこよくて
いつも仲間を大切に思っている



そんなヒョンについていきたいと
俺はこの世界に飛び込んだ





そこから
テヒョンイヒョンとジミニヒョンと出会って
可愛がってもらっている





俺はヒョン達のために


俺ができることをしたい










prrrrr







仕事を終えたタイミングでスマホが鳴った





JK「もしもし？」






JM「お前！！今どこにいる！？」






JK「ジミニヒョン？・・・どうかしたんですか？」






JM「とんでもないことになった！！！早く帰ってこい！！」








珍しくヒョンが焦っていた



嫌な胸騒ぎがする




気持ちを落ち着かせて俺は事務所へ帰った

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