family

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オッパが彼女の頭に銃をあてがう



YG「へぇ。まだそんな目できるんだな」




「私をころしたところで！！私たち家族は潰れることはないッ！！」




目にいっぱい涙を溜めながらそう叫ぶ彼女は美しかった








『・・・・・・馬鹿なこ』




HS「・・A」












オッパはスッと立って

持っていた銃をナムジュンに返す




そして私の目を見た




YG「A、お前がやれ」






『・・・・・・』








YG「お前、こいつと仲良かったろ」








『・・・・・・』









YG「A、返事」






『はい』








YG「できるな？」



















『はい』








銀色のボディ

私の相棒


リボルバー
コルトパイソンを手に持ち





ナユンがゆっくり目を閉じたのを確認してから

引き金を引いた




)))パンッ





パッタリと倒れて動かなくなる







YG「A、お前後で俺に部屋に来い」




それだけ言って
オッパはこの場を後にした









))コソコソ




「・・・・・・っ」





「えげつねぇ・・」





「親友のお嬢にやらせるなんて」










なんて声が聞こえてくる








あれはオッパなりの脅し









お前らも裏切ればこうなるぞ





A

俺にこんなことはさせるなよ
　 と








私たちに言っているのだ





ナムジュンと

ホソクが少し暗い顔をしていたのは


きっとこうなることが分かっていたから






私を育ててくれた人

私の親友




もう片手で数えられるくらいになった










オッパにとって




そんなものは





邪魔でしかないのだ

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