family

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TH side




))バンッ




「・・・何が起こってるの？」





JM「わかんない！とりあえず僕たちも行こう」







僕たちが倉庫にたどり着いた時には
すでに何やら中で争いが起こっていた




倉庫の周りに見張りが5人





「ジミナ、外任せられる？」





JM「余裕。終わったらすぐいくわ」





「了解」









ジミナと別れて
1人で倉庫の中に侵入する




ちょうど争いは終わったようだった



少しずつ煙が晴れて
全体が見えてくる





「・・・・・嘘でしょ」






20人弱が血を流して倒れている
ほとんどが頭を一発でやられたようだった


その中央に立っているのは
フードを深く被った1人の少年・・・・いや




「・・・・女の子？」







顔がよく見えないがシルエットは僕がよくクラブで見るような
女の子だった




これを


全部1人でやったのか？





あんな小さな女の子が？






気配を消して
背後に近づく


首にナイフをあてがえば
ふわっといい匂いがした





・・・・・変態かよ







正直、この子がやったわけじゃない
そう思ってなめてた



それがいけなかった

信じられないくらいの
スピード
力
手先の器用さ


そのしなやかな体を使ってあっという間に僕はその子の下敷きになった
よく見れば
左の太ももにナイフが刺さっていて
血がダラダラと流れている



・・・手負いでこれかよ










その子が僕の顔を覗き込む
初めて
顔を見た




思わず息を呑む





血だらけなのに

天使かと思った




くりっとした目

ぷっくりとした唇の端は
誰かにやられたのか
切れて血が滲んでいた




綺麗





”あのミンユンギが溺愛してる女がいるらしい”





”その女、めちゃくちゃやり手らしくて”














あ








「・・・・もしかして





・・君があの”お姫様”？」







そういうと

彼女は眉間に皺を寄せた






間違いない






この子が




あのお姫様






その名にふさわしい
容姿と実力






こりゃあのボスも惚れるわけだ

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