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ホソクのために
プッチンプリンと
ケーキを買った


ホソクは仕事に来られない分
事務所でナムジュンの手伝いをしている




事務所までの道のりを歩いていると

向こうから柄の悪そうな男が2人歩いてきた




目を合わせないように避けたつもりだけど

男たちは私に絡んできた



「おねーさん。仕事終わりでしょ。そういう系の人?」





『・・・・失礼します』






「えー!つれないこと言わないでよぉ。楽しいことしようぜ」






『私急いでるので』






「顔は可愛いくせに素直じゃいなぁ」







腕を掴まれたところで私はそいつらを睨み上げた




『あんたらどこの人?』




「・・・は?」







ってことは

マフィアではないようね






『悪いことは言わないから。おうち帰んなさい』






しっしと手で追いやると
男はみるみる顔を真っ赤にした






「このっ・・・・クソアマ!!」






すぐそこに路地がある






オッパ


仕事増やすなって怒るかな







男が降り掛かってきたところで避けようとした




『・・・・・・・・え』








避けようとする寸前

知らない男が私たちの間に入ってきて
そいつの腕を捻り上げた




「イタタタッ!!だ、誰だお前!!」








ダボっとした服を着た
黒髪の男


三連に開けられたリングピアスがゆらゆらと揺れていた







「そのこ。俺の女なんだけど」








「は?」







「なんだよ彼氏持ちかよ!早く言えよ」








圧にビビったのか
男たちは足早にさっていった







「大丈夫?・・・・・・あれ、」






振り返った男は

私が3歩下がって警戒している様子を見て
少し不思議そうにしていた







こいつ



なんかやばい









間に入ってくるまで気配に気が付かなかった






「俺は何もしないよㅋㅋㅋ」





『あ・・・ごめんなさい』






でも
目尻をくしゃっとして笑う顔を見て
拍子抜けしてしまった






・・・・私の勘違いか





『助けてくれてありがとう』




見たところ
私より年下って感じ

体だけがでかい子犬のような可愛らしい顔が特徴的だった





「いえいえ。最近物騒になってきたから気をつけてね」









『ありがとう。あなたもね』









そういうと彼はキョトンとした顔になった








そんな顔を見て
クスッと笑みが溢れる




コロコロ表情が変わる子だなと

そう思った

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設定タグ:BTS , ユンギ , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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てじゆ(プロフ) - ちゃろすっこさん» 楽しすぎます^o^大好きな作品です! (2022年8月18日 20時) (レス) id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 治安悪いバンタン大好きなので読んでて超楽しいです!!ユンギ推しなので尚楽しい (2022年8月10日 9時) (レス) @page20 id: 64c2a0470d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» コメントありがとうございます。是非とも今後の展開をお楽しみに(ΦωΦ)フフフ… (2022年8月5日 13時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
てじゆ(プロフ) - 面白いです!更新待ってます♪まさか主人公がwingsの誰かと知り合いとかなのかなとかそれをユンギさんは知ってるのかなとか色々ワクワクしながら読んでいました♪ (2022年8月4日 23時) (レス) @page7 id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年7月30日 17時

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