family

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いつものように仕事が終わって
外でタバコを吸う・・・ことはなくなったけど
朝日が昇るのをぼーっと眺める








仕事中も
ジョングクのことを思い出して


あの笑顔が脳裏にチラつくたびに
客と比較して鳥肌が立つ





・・・ジョングクと
こんなふうに触れ合ったら楽しいのかな
幸せだと
思うのかな







HS「Aお疲れ」




『ホソクもお疲れ様』





お互い怪我もすっかり治って
少し前から仕事に復帰していた






HS「煙草、やめたんだってね」




ホソクが缶コーヒーを飲みながらそういった






『うん』







HS「最近よく笑うようになったし

なんだか楽しそうに見えるけど・・・・なんかあった？」





優しい顔で私を見つめる


・・・・・彼になら

いってもいいだろうか






『・・・・・友達ができたの』




HS「へぇ！いいじゃん！聞かせて！」









それから

ジョングクの出会いや
こうして最近よく会うようになったこと


彼と一緒にいると楽しいと言うこと


ありのままに話した



・・・キスのことも

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




HS「・・・・・・そっか、・・そっか」


何かを確かめるように
小さく頷く彼






『ねぇ、キスってなんでするの？』





なんでジョングクの時だけ胸がドキドキするの？






HS「心があったかくなった？」




『なった』





HS「もう一回してもいいかなって思った？」






『思った』








HS「その、ジョングクってやつのこと思い出して何も考えられなくなる？」




『うん、なる。てかずっとそう』








HS「会いたくて、寂しくなる？無性に泣きたくなる？



心臓が速くなる？



・・・・そいつのためならなんでもできるって、思う？」







『・・・・すごい、なんでわかったの？』





ホソクは私の心をのぞいてるかのように
全部言い当てた






HS「・・・・・A、それはね






　 ”恋”








って言うんだよ」











『・・・・・恋？』




HS「そう。お前がジョングクだけに抱く感情




そいつ、Aのこと好きって言ってたろ」






『！！ジョングクのことまでわかるの？』





そういうと


言ったのかよ！


なんて言いながらケラケラ笑っていた








HS「それは恋。Aの大切な気持ち


恋した相手には


好きって、伝えるんだよ」

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