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優しく
バイクの後ろにわたしを座らせたジョングクは
わたしにヘルメットを渡して
ヨイショと
重たい車体を動かした
『あいつも喜ぶと思う
友達いなくてよく後ろに乗せられるから
ツーリング仲間でも作ったらってよく言ってたの』
そう言うと
急に立ち止まって
なぜか彼は不機嫌になった
JK「ねぇ、それって男だよね」
『・・え？うん』
男
と言ってもホソクだけど
JK「仲良いの？」
『割と？たまに一緒に寝たりする』
JK「は！？Aのえっち！！」
『・・・・ば！違うって！
仕事が一緒だから暇な時は部屋でお昼寝したりするってこと！』
何勘違いしてんの！
そう言って怒ると
良かったぁ
なんていいながら心底安堵した様子でそう言った
わたしが
他の男といたら嫌なの？
『・・・嫉妬した？』
JK「・・・・・してない」
『あはは、わかりやすっ』
そう言って笑うと
彼はキッと睨んできた
JK「もー！！早くいくよ！ちゃんとつかまって！！」
目の前にはジョングクの大きい背中
控えめに彼の背中を掴むと
グイッと腕を引っ張られる
JK「もっと引っ付かないと落ちちゃうよ」
そう言われて
彼のお腹に腕を回す
ダボっとした服を着ているから分からなかったけど
・・・・すごく、引き締まってる
それに
私の頭が彼の背中に引っ付いて
より強く彼の匂いを感じた
少しだけ心臓が早く動く
本当は
後ろを向きながら銃を撃ってるけど
今日だけは
ジョングクの前では
普通の女の子に戻った気分になれた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それから
ジョングクとは毎週金曜日に
あのウサギ小屋の前で待ち合わせして会うようになった
いつもニコニコしていて
私を受け入れてくれて
ジョングクといる時だけは
いつもの日常を忘れられた
呻き声や
生臭い、鉄のむせ上がるような臭い
人が息絶える瞬間
瞳が恐怖から絶望へ変わる瞬間
そんな世界なんて
初めからなかったのかのように穏やかな時間が流れていく
陽の光がこんなに暖かいことも
誰かと笑い合うことが
心をゆっくりとかしてくれることも
ジョングクが全部教えてくれた
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てじゆ(プロフ) - ちゃろすっこさん» 楽しすぎます^o^大好きな作品です！ (2022年8月18日 20時) (
レス) id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 治安悪いバンタン大好きなので読んでて超楽しいです！！ユンギ推しなので尚楽しい (2022年8月10日 9時) (レス) @page20 id: 64c2a0470d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» コメントありがとうございます。是非とも今後の展開をお楽しみに(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ… (2022年8月5日 13時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
てじゆ(プロフ) - 面白いです！更新待ってます♪まさか主人公がwingsの誰かと知り合いとかなのかなとかそれをユンギさんは知ってるのかなとか色々ワクワクしながら読んでいました♪ (2022年8月4日 23時) (レス) @page7 id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2022年7月30日 17時
