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ページ43

JK「うさぎって思ってるより臭いよね」




『最低』






なんていいながらも楽しそうに餌をあげている




公園を歩く人がこちらをチラチラと見てくる


それもそうだ

こんな柄の悪い大人が朝っぱらから小さく並んで座っているのだから
側から見れば変なんだろう





『ジョングクはここら辺にすんでるの?』




JK「うーん、近いっちゃ近いけど・・って感じかな
 微妙な距離」





『そうなんだ』





JK「Aは?」



『わたしはちょっと遠いよ』





JK「じゃあわざわざここまで来てるんだ」




butterflyの連中にあまり出くわさないからね





『ここにくると悩み事とか忘れられるの』





JK「そうなんだ。やっぱりそういう仕事って大変そうだもんね」




『うん、まぁね。ジョングクは何の仕事してるの?』






JK「・・俺は今はフリーターで、兄の仕事を手伝ってる」






『そっちも大変そう。社員とかに舐められるでしょ』








JK「でも俺天才だからヒョンたちには可愛がってもらってるよ」







『あはは、自分で言うんだ』























JK「この後Aはどうするの?」






『じむ・・・家に帰るだけだよ』











そう言うとジョングクはニコリと笑った






JK「じゃあさ、一緒に朝ごはん食べようよ」









『・・わたし、いつも朝ごはん食べない人間なんだよね』










JK「えー!そんなんじゃ倒れちゃうよ



美味しいとこ知ってるからいこ。ね?」







きゅるんとした目でお願い!と両手を合わせる彼

まるで子犬のようだった




・・・・ずるい








『・・・・・じゃあジョングクの奢りで』






JK「よっしゃ。そうと決まればさっさといこ!
僕お腹すいちゃった」





すくっと立って
ぐうと伸びをする







わたしも同じように立って
ジョングクの後を追おうとして左足を踏み出した




『・・・・っ』





その瞬間足に痛みが走る






JK「・・・・・A?」






『っなんでもない

わたしもなんだかお腹すいてきちゃった』







痛みを伴いながらも

普通の人が見ても分からないように
普通に歩いた
顔を見られたくなくて彼の前を歩く






JK「・・・・A、待って」







パシっと腕を掴まれる



『・・・何?』




振り返ると
彼は難しそうな顔をしていた

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設定タグ:BTS , ユンギ , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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てじゆ(プロフ) - ちゃろすっこさん» 楽しすぎます^o^大好きな作品です! (2022年8月18日 20時) (レス) id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 治安悪いバンタン大好きなので読んでて超楽しいです!!ユンギ推しなので尚楽しい (2022年8月10日 9時) (レス) @page20 id: 64c2a0470d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» コメントありがとうございます。是非とも今後の展開をお楽しみに(ΦωΦ)フフフ… (2022年8月5日 13時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
てじゆ(プロフ) - 面白いです!更新待ってます♪まさか主人公がwingsの誰かと知り合いとかなのかなとかそれをユンギさんは知ってるのかなとか色々ワクワクしながら読んでいました♪ (2022年8月4日 23時) (レス) @page7 id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年7月30日 17時

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