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「もっ!!も、も申し訳ありませんでしたァッ!!もう2度と手は出しません!!ジョングクさんにも近づきません!!だからどうかっ)))ガハッ」





次の瞬間

パッと手を離したソクジンさんはストンと力が抜けて座り込む男がちょうど膝立ちになったところで
思いっきり回し蹴りした




ソクジンさんより大きな体の男がどさっと地面に倒れ込む
同じように僕をしめていた男は失禁していた




くるっと振り返った彼は
いつもの優しい顔に戻ってニコニコしている




JN「もうこんなことしちゃだめたよ?お?わかった?わかったら返事」




「「「ハイっ!!!!」」」





バタバタと奴らは走って逃げていった






JN「ごめん、来るのが遅くなって。大丈夫?」





「・・・・・・はい」






・・・・・僕は今呆気に取られている




この人はただ優しいだけじゃなかった




親の七光りなんかじゃなくて

自分の力で地位を証明する



最強にかっこいい人だった





まるで・・・・いや



この人は出会った時から僕のヒーローだ






「・・・・・ヒョン、そんな強いって、知りませんでした」



JN「!・・・・・・能ある鷹は爪を隠すってね」


俺がヒョン呼びした事に少し驚く反面
嬉しそうな顔をしたヒョンを見て何故か俺も嬉しくなる


「あんなに怒ってるヒョン初めてみました」






JN「そりゃ、大事な弟がやられてたら誰だって怒るでしょ」



なんで






「・・・・・なんでそんなに僕を大切にしてくれるんですか?」




ずっと疑問だった

なんの接点もない僕をここまで大切にしてくれることが








JN「・・・・・本当はさ、お前のこと知ってたんだ」



「・・・え?」







JN「お前がああなるずっと前から。アルコール依存症、薬中、問題が多かったから


君の家庭は。



こちらも町の安全を脅かす存在は把握しとかないといけないわけで

お前の存在も、どんな状況下も知ってた


でも、僕には力がなかったから
どうしようもできなかった


ああなるまで助けてあげられなかった



・・・・僕はいつも肝心なところで助けてあげられないから




海に沈んだお前を見て

あんな必死に両親のために生きてた優しいお前が
このまま死ぬなんて、僕が許せなかった


だからいい加減覚悟決めなきゃって

親の命令無視して
こうやって助けた



これからは僕が守ろうって


お前には余計なお世話なのかも知れないけど

出会った時から

お前は僕の大事な弟だったんだよ」

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ちゃろすっこ(プロフ) - Blueさん» コメントありがとうございます!そんな!!たくさん読んでいただいてめちゃくちゃ嬉しいです! (2022年12月30日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - ちゃろすっこさんのお話すごく面白くて、family以外にもユンギさんと可愛い幽霊の女の子のお話とか、たくさん読ませていただきました。本当に面白くて儚げなところもあって大好きです。これからも応援してます✨ (2022年12月29日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - akuneさん» コメントありがとうございます!導かれる!?それは嬉しすぎますぅぅ!! (2022年12月7日 21時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
akune(プロフ) - 食い入るように導かれるようにこちらも読み始めてます!!このシリーズごちそうさま過ぎて困ります!大好きです! (2022年11月23日 8時) (レス) @page7 id: 785498f7f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年11月20日 2時

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