気づいたよ ページ12
しばらくして
ついたってメッセージが来たから玄関を開けてみれば
なぜかギャン泣きしてるAがいて
テヒョンのいない
昔の僕たちに戻った気がして嬉しくなった。
周りの目も気になったからとりあえず家にあげて
やっぱこのままじゃだめだよな
そう思って謝った
少し、沈黙ができて
どうしようかと悩んだ時
横から「よしっ」って小さい声が聞こえてきたかと思えば
思いっきり僕の顔を両手で包んでぎゅっと押しつぶした
え、痛いんですけど
何事
思いっきり右に向かされた首も
押し潰された唇も
Aを思うこの気持ちも
何もかもが痛かった
『ジミンは私と仲良くしたかったんだよね！』
JM「は！？」
『これからも仲良くしたいんだよね！？』
JM「ちょ、A？」
『私も！！クラスでキラキラしてるジミンと話したかったし友達になりたかった！
だから話しかけてきてくれた時すごく嬉しかった
偶然だなんて言ってごめんなさい
私はこれからもずっとジミナと仲良くしたいって思ってる
私のこと好きなんだったら、離れないでよね！
ずっと友達でいなさいよ
じゃないと、許さないから！
私たちが永遠なのは必然だから！わかった！？返事は！』
その態度とは裏腹に
少しだけ声が震えていて
こんなにも、全身で僕のことが大切だと
そう伝えてくれたAに涙が出そうになった
あんなこと言っても
これからも僕といたいって言ってくれるんだ
あぁ、なんか
JM「・・・・・・・ふぁい」
『ふふ、良い返事です！』
そのひまわりみたいに笑うその笑顔を見たら
なんだか気づいてしまった
きっと、僕たちは
恋人になるよりも
こうして親友として、馬鹿みたいに笑い合っていた方が
ずっと幸せなんだろうなって
もう、僕のこれからにAとテヒョンがいてくれたら
それでいいよ。
JM「別に泊まってけばいいじゃん。お前の服あるでしょ」
気づいたよ。でも
結局好きなのは変わりなく
なんなら気持ちは溢れ続けていく
このまま二人きりになったら
何しちゃうかわかんないから
歯止めが効かなくなるのが怖くて
尚更こんなことで関係を壊したくなくて
親友に助けを求める僕を見て、君は笑うだろうか
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ちゃろすっこ(プロフ) - 成海さん» 成海様！コメント有難うございます！そのコメントだけで一生頑張れる気がしました。だいぶ冷える季節となってきましたので体調に気をつけて暖かくしてお過ごしください。本当にコメント嬉しかったです。 (11月13日 19時) (
レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
成海(プロフ) - 今更ながらコメントさせていただきます。ちゃろすっこ様のお話はどれも、もっと評価されるべきだと思うほど素敵なものばかりです。しっかり考えて書かれてるのかなと言うのが伝わってきてすごいです…。素敵なお話をこの世に生み出してくださりありがとうございます… (11月9日 21時) (レス) id: a960448576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2023年1月22日 18時
