にぃにと私5

たばこ2 ページ26

もも目線


たばこ吸ったのばれてにぃにに厳しくお仕置きされてから2週間たった。


あのお尻の痛みを忘れた訳じゃないけどたばこって1回吸うと依存性があるもんでやめられないんだよね。


そう言うことで周りの友達もみんなたばこ吸ってる。

私も男1からたばこを買って消臭スプレーとかも揃えて家に帰る1時間以上前に吸うようにしてる。

たまにだよ？

友達と夜に遊ぶ時とかだけだよ？


でも、今日は特別。


ラジオのお仕事でAM1:00。マネさんが風邪でダウンしたからタクシーで帰るんだけど、ちょっと寄り道しようかな。


海岸の近くの公園みたいなところで下ろしてもらって石段に座ってたばこを出す。


海を見ながらいっぷく。


こんな時間ってこともあるけど人が全く通らない。


落ち着けるからいいよね。


？「もも？」

もも「えっ？涼介？」

涼介「うん。もも、その手に持ってるものは何かな？」

もも「えっ？あっ、違うの。何でもない。」

涼介「何でもなくない。たばこの匂いする。吸ってたの？」

もも「え、あ、いや、…」

涼介「正直に言えない？」

もも「…。」

涼介「まず、何でこんな時間にこんなところにいるの？」

もも「えっと、…怒らない？」

涼介「今の俺はブチギレ寸前。そんなこと聞いてる暇があんならさっさと喋りな。」

もも「…えっ…あのっ…ラジオのお仕事でタクシーで帰って来てちょっと気分転換に…」

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