【ヒロアカ】【暗殺教室】元E組暗殺者、ヒーロー目指します (ページ1)

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電話の時間ページ1

『殺せんせー、私…ヒーロー目指そうと思うんだ！』

「そうですか！ヒーロー…Aさんにぴったりですね！」

『殺せんせー大好きいいいいい』

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ニュルフフフ…と笑いながら抱きしめ返してくれた先生はもう、いない。

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見慣れない道をてくてく歩いて雄英高校に向かう。

ううう、とうとう入学式…

緊張するなぁ…

緊張して若干冷や汗をかいていると、肩にかけていたカバンが振動した。

どうやら誰かから電話がかかってきたらしい。

かばんからスマホを取り出すと、画面にはカルマの文字が…

『え、カルマ…？』

なんでこんな日にかけてくるんだろう…たしかカルマは明日入学式だったはずなんだけどな…

首をかしげながらも、迷わず通話ボタンを押す。

『もしもーし？カルマどーしたの？』

「おはよ～A

今日入学式だったよね？どうせAのことだから緊張してるだろうなーと思ってさ」

毎回思うけどカルマってイケボだよね…本人には口が裂けても言わないけど！

『おはぽよ！そうなんだよね、緊張しまくり！！E組の子がいてくれたら抱き着いていれるから平気なんだけどなぁ～……』

あはは、と笑っていると

「…今から行こっか？」

と、カルマが真剣な声で言ってきました。

……いやどうした！？会えないうちに頭おかしくなった？(なわけあるか)

あ、もしかしてデレ期ですか！わかります←

『え、あ、うん！？大歓迎だけど！？冷や汗だらけの手で抱きしめてあげる！』

ﾌﾞｯ「あはは、冗談だよジョーダン
っていうかはやく汗拭いて？風邪ひくよ？」

…ねぇやっぱりデレ期来てるよね？
ありがたや……。普段絶対ディスるからね！？

『ふ～…神様女神様カルマ様…
デレ期のカルマは落ち着くでござるよ』

「はは、なんなのそれw落ち着いた？じゃ、入学式頑張って」

『ありがと、カルマ！』

ツーツー…といって切れるスマホ。

毒舌だけど、カルマってなんだかんだ優しいよね…
私がこういう行事で緊張するの知ってて、心配して電話してくれるんだもん…

しかも今日、やけに優しいし面食らうわ……

『さぁ、いつも通り頑張ってこ！！』

私は元気よく雄英の門をくぐっていったのだった。