【ヒロアカ】【暗殺教室】元E組暗殺者、ヒーロー目指します (ページ12)

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～更衣室にて～

『Aちゃん、副生徒会長やってたん！？』

「うん！会長に副会長やってほしいって頭下げられちゃって……私、会長のこと大好きだし、断れなくってね」

すごく懐かしく感じるなぁ…。
あさのんと同じクラスになったのは2年生の時だったっけ……

あさのんとは謎に気が合う。

五英傑のみんなとも仲が良かったけど、あさのんは群を抜いていた。

あさのん、私が誤解でA組からE組に落とされてからも、すっごい一生懸命に理事長に言ってくれたり、全校集会でみんなに伝えてくれたりしてたんだよ……

冷酷で策士で、秀才…でも、私は彼の本当の部分を知っている。

そんなあさのんを好きにならないはずないし、恩返ししたかったから…。

「え！？もしかして彼氏！？」

大好きという言葉に反応して、お茶子ちゃんが目をキラキラさせている。

うわぁ可愛いっ……！

でも残念ながら、あさのんは仲良しな友達なんだよね！

『あはは、違う違う！友達としての大好きだよ！』

お茶子ちゃんと談笑しながら着替えて、教室にもどる途中……

ポケットのスマホがブルブルと振動した。

あれ、おかしいな、バイブレージョン切ってるはずなんだけど……

不思議に思いながら画面を見ると、そこには律の姿が。

「Aちゃん、カルマさんからお電話かかってきてます～！」

『律～！！カルマに、今一応授業中で、出れないから、用件を伝えて欲しいって言ってくれない～？』

「了解いたしました！

………ふむふむ、カルマさんと渚さんと、奥田さんと茅野さんがAさんに会いたいそうです！

高校まで迎えに行くと言ってます！！」

その言葉を聞いて、飛び上がりそうになってしまう。

『ああああ最高！！ありがとうみんな大好き！そろそろ教室入るから、またあとで！』

嬉しさで胸がいっぱいだ……律に手を振ると、優しく微笑んでくれた。

「はい！頑張ってください！」

****

愛美ちゃんと、渚と、かやのんと…カルマに会える……。

そう思うと………。

わ～…やっば…ニマニマが止まらん……！！

机に肘をついてニマニマしていると、席に座ろうとして前を通った爆豪くんがギョッとする。

爆「花咲、なにニヤニヤしてんだ！！きめぇ！！」

『えへへへへへ…………』

爆「きめぇ！！！！」(二回目)

ちなみに私、名字花咲なので、爆豪くんの前の席なんですよね。