どうでもいい話 ページ8
貴 ｢ 及川さん聞いてください 。｣
及 ｢ ん 〜 ？ なぁに ？ ｣
貴 ｢ 今からどうでもいい話しますね 。｣
及 ｢ それ聞いて誰が最後まで聞く気になるの ？ ｣
いいじゃないですか 、たまにあるでしょう？すっごくどうでもいい話をしたくなる時 。
貴 ｢ まぁ聞きなさいな 。私 、最近お店の店員さん の名前をチラ見して覚えるのにハマってるんです 。｣
及 ｢ 分かった帰る 。｣
貴 ｢ 牛乳パン ｣
及 ｢ ほら早く続き話してよきーにーなーるー｣
貴 ｢ 単純ですね 。それで 、月曜日に必ずそのお店に行くんですけど 、月曜日に絶対居る店員さんが居るんです 。毎度の如くこの前の月曜日、席について注文を聞きに来てくれるのを待ってたら ゛ご注文は何でしょうか？ ゛って例の店員さんが来たんです 。｣
及 ｢ ふぅん 、｣
貴 ｢ でも何故か店員さんがそわそわしていて 、落ち着かない様子だったんです 。゛どうしたんですか？ ゛ って聞いたら 、なんて言ったと思います？ ゛いやぁ 、最近俺のシフトの時必ず居るし 、注文聞きに来るのも運良く毎回俺で 、それに名札もチラ見してるし アンタ俺に気でもあるんですか？ ゛って若干ドヤ顔で言い放ったんですよ 。 ｣
及 ｢ 穏やかじゃない 。｣
貴 ｢ 流石に及川さん以外にあんな自意識過剰な人が居るなんて思いませんでした 。｣
及 ｢ 生意気だねぇ 、て言うかその店員くん誰なのさ 、知り合いだったら鼻で笑ってあげる よ 。｣
貴 ｢ 二口さんって方でした 。 ｣
及 ｢ 全然どうでもいい話じゃなかった！！！！！！ちょっとマッキーイイイイイイ！！！！！！ ｣
あら 、走って体育館飛び出してった 。
このあとお手洗いから戻って来た彼氏に質問攻めされる事は私はまだ知りません 。
終わり
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作者名：バレー馬鹿 | 作成日時：2017年1月7日 0時
