勉強会 3 ページ7
及 「 まずココはね 、Xを代入して 、そうそう
。 次にこの数を ... 」
貴 「 ふんふん 、成程 。そうやって 解けばいいんだ ! 」
なんと分かり易く 、かつ 、的確な教え方なのだろう ! 一気に 謎が解けたぞ !
及 「 そーそ 、公式さえ覚えちゃえば簡単だから頑張ってね 。 」
ぽんゝ 、と私の頭を優しく撫でる及川さん 。
普段は 「 何だ優男め 」 とか思うけど 褒められる事は普通に嬉しいので顔が綻ぶ 。
それとさり気なく掛けてる眼鏡も元の顔の良さを引き立ててキラキライケメンオーラが凄いです 。
花 「 はいはいはーい 。次は俺ねー 」
にっこぉ 、なんて効果音が着いてきそう ... ていうか着いてる怖い笑顔で私を引っ張る花ちゃん 。
貴 「 花ちゃん も 数学教えてくれるの ? 」
花 「 いや ? オレ数学出来ねーし 。」
じゃあ何の教科だろう 、と 考えるとそれが伝わったのかニヤリ 、ニヒルな微笑み浮かべて私の耳元に口を近付けたかと思うとポソリ一言 。
花 「 ほ 、け 、ん 、た 、い 、い 、く ..
っぼへぁっ !!!? 」
貴 「 健全な男子がいるんだからそう言う事は慎むように!!!!!!! 」
ビッシィと影山くんを指差すと彼はこてん、と首を傾げた 。おおうごめんね 、ウチの子が 。
松川先輩 、ニヤゝしないで!!!
こうして花ちゃんが重症( 教科書で叩かれただけ 、)を負ってしまったので 勉強会はお開きになりました 。
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作者名:バレー馬鹿 | 作成日時:2017年1月7日 0時