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ぱーと 14 ページ14

俺たちは部活の練習を始めた。

入院してから今日まであまり運動をしていなかったからか、前より体が訛っていた。

「A、動きにキレがないぞ」

相沢先輩に指摘をされた。

俺は何とか体力とかを戻そうとして頑張った。

けど久しぶりだから、少しの運動だけで息切れする。

貧血で目眩がして目がチカチカした。

「大丈夫か…?」

隣で心配そうな目をしながら見つめてくる加賀。

「大丈夫だ、心配すんなよ」

手を振って加賀に笑いかける。

加賀は何か言いたげに俺の方をずっと見つめてくる。

俺は体力がキツくなって休憩になった。

その時、何故だかふと横を向いた。

「何か手伝うこと、ある?」

蓮の体の事を話したから、他のマネージャーは蓮に仕事は頼まなかった。

他のマネージャーは仕事があるのに何もできなくて暇そうだった。


その時、監督が空いてる蓮に声をかけた。

「暇なら頼みたいことがあるんだが…」

監督の言葉に嬉しそうな顔をして立ち上がった。

「校舎三階の資料室にこれを置いてきて欲しいんだが…鍵は職員室にある」

俺はその言葉を聞いて、蓮の顔を見た。


一人で大丈夫なのか?

蓮は足が悪いし、転ぶかも…急に倒れるかも知れない。

「おい、A!休憩は終わりだ、こっちに来い」

相沢先輩が俺を見ながら手を上下に揺らして呼んでいる。

歩き始めた蓮と、手を振って待ってる相沢先輩。


俺は相沢先輩のいる逆方向を向いて、蓮の所へと進み始めた。

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三日月 - いつも素敵な小説ありがとうございます。他の作品もたくさん読ませていただいてます(*^^*)いつまでも応援しています!更新頑張ってくださいね( ´ ▽ ` )ノ (2015年11月27日 6時) (レス) id: 05c649cfe0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使の使い手 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年9月9日 2時

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