ton 3 ページ3
【よかった！】
なんて私に笑いかける。
俺が会いたくて来てる...か。
その行動がなくなれば、私たちは会うことがなくなるんだろうね...。
ふと、ノートを見てみると、
【ちょっと待ってて】
て、書いてあった。
目線をずらせば、他の女の子と
笑顔でお話しているのが見えた。
【私、帰るね！今日もありがとうございました！^^】
そう、ノートに書き、机に置いて帰ることにした。
これが...嫉妬なのかな。
モヤモヤする感じ。
私も耳が聴こえていたら、
あんな風にお話できてたの？
溢れてくるのは、言葉じゃなくて涙ばかり。
“ ガチャ
『おかえりなさい。』
『ただいま。お兄ちゃん。』
安井謙太郎。私のお兄ちゃん。
謙 『ご飯、たべよう？』
『うん。』
お母さんやお父さん、お兄ちゃんとは
口じゃなくて、手で会話ができるから
楽なんだ。
私にとって手話が言葉で
ノートに書いてじゃないと出来ない会話は
本当は迷惑じゃないかな、、
なんて、自分を苦しめてしまう。
でも、自分の机の上で積み重なる7冊程のノートを見て
迷惑だったらこんなに会話しないか
なんてことも考えてみたり。
{ 手話での会話は、名前＋『』で表します。｝
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永瀬桃歌(プロフ) - メイさん» 返信遅れてしまいすみません！ ありがとうございます！続編もよろしくお願いします！！ (2016年3月13日 16時) (
レス) id: d71b0a2a0d (このIDを非表示/違反報告)
メイ - 続編読みたいです！応援してます！ (2016年3月11日 10時) (レス) id: f1a0acea71 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬桃歌(プロフ) - mさん» ありがとうございます！！！もう少し読みたいという人が多ければ書かせていただこうと思います！！ (2016年2月29日 6時) (レス) id: d71b0a2a0d (このIDを非表示/違反報告)
永瀬桃歌(プロフ) - たれぱんだ☆さん» ありがとうございます！！！そう言ってもらえて本当に嬉しいです！！ (2016年2月29日 6時) (レス) id: d71b0a2a0d (このIDを非表示/違反報告)
m - 完結おめでとうございます！続編読んでみたいです(^^) (2016年2月29日 2時) (レス) id: da06135536 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：永瀬桃歌 | 作成日時：2016年1月18日 0時
