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静かに息を吸って、ゆっくり吐いたら…
そっと目隠しされた手を自分で掴んで、下ろしながら目を開ける。
涼太はそんな私の顔を覗き込んで、それから少しほっとしたように笑った。
宮「…うん、いいね」
「ん…涼太、ありがとう」
宮「いーえ」
そう言うと、掴んで下げたはずの手をちょっと雑に握って、私の真横に来た涼太。
「…ん？笑」
宮「ていうか、俺も結構緊張しちゃってるんだけど」
「あ……そうなんですね？」
宮「そうなんですよ〜どうしよA〜」
「ふふ、大丈夫やって、笑」
緊張の誤魔化すためなのか、握った手をふりふりしてかわいい声を出す。
「9人のリハ見てたけど、めちゃめちゃカッコよかったし」
宮「うん…」
「あと〜…その涼太の衣装？」
宮「ん？」
「ハット、すごい似合ってて…すき」
宮「わっ、…うれしい。」
眉が上がって、目がキラッと輝く涼太に、思わず笑う。
「リスペクトだね」
宮「そうなんだよ」
いいでしょ？なんて帽子のツバを両手で持って、にこにこしてる。
…と思ったら、あ、と何かに気付いて私を立たせた。
「ん、なに？」
宮「見てこれ、Aの衣装もほら、一緒」
「え…？」
正面から腕を伸ばして、両手で挟むように触れられたウエストには…真っ赤なリボンベルト。
元々あった揃いの衣装から少し変えて、今回用にカスタムした黒のワンピースに、よく映えてる。
これが一緒、って…
「…あ、ハットの赤？」
宮「…そして、このリボンの赤。」
「これは…」
宮「もう…お揃いだね。」
「……んー…」
宮「…」
「…どう考えてもお揃いだね。」
ラ「えっ、どこが？」
向「たまたまやろ！」
深「お揃いの基準あま」
佐「ていうか舘様にあま！笑」
わちゃわちゃと皆がツッコんできて、自分がちゃんといつも通りでいられてることにまた安心した。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» いつもありがとうございます！お仕事お疲れ様です…！ちょっとでも癒しになってくれたら私も嬉しいです(´˘`)♡ 良いお年をお迎えくださいませ〜！ (2022年12月30日 17時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - 更新ありがとうございます(^^)仕事の休憩中に更新通知が来て癒やされたくて飛びついて読ませてもらいました！さくまさんとのお話で癒やしパワー倍増でした！ありがとうございます。良いお年をお迎えください(*^^*) (2022年12月30日 16時) (レス) @page36 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» ありがとうございます！そんな！その一度がとっても嬉しいです！コメントもありがとうございます*ˊᵕˋ* (2022年12月17日 16時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - 更新ありがとうございます(*^^*)どうして♡や投票は一度しか送れないのか…と悲しくなっちゃう位毎回楽しませてもらってますー！ (2022年12月16日 23時) (レス) @page21 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» ありがとうございます！(^^) 嬉しいです〜〜いつも素敵な感想送ってくださるので語彙力ありまくりですよ( ˶'ᵕ'˶)！笑 またこれからも楽しんでもらえたら嬉しいです！ (2022年11月29日 17時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年11月25日 7時
